「シノファームワクチンの父」楊暁明氏解任

 

 

 

「新型コロナウイルス配列を最初に作成した張永振の研究室は、

 中国共産党によって閉鎖された」 2024/05/01

 

 

 

 

 

中国のウイルス学者、張永振氏 は、

新型コロナウイルスの配列を決定した人物として、

2020年に科学誌ネイチャーによって

世界で最も影響力のあるトップ 10の1人に選ばれた人物だ。

 

 

 

しかし最近、同氏と研究チームは、

中国共産党当局によって研究室から追い出され、

2日連続で屋外で寝ていたことが外界の注目を集めた。

 

 

 

内部関係者によると、張永振氏と研究チームのメンバーは、

4月28日の夜から 2日間連続、

上海市公衆衛生臨床センターの

「華東病原体生物学研究所」の玄関前で寝ていたという。

同時に、張永振の研究室は多くの警備員が警護していた

 

 

4月29日、上海市公衆衛生臨床センターは、

「張永振氏との契約は、2022年10月までに終了した」とし、

「いかなる人的関係や協力関係も存在しない」と主張し、

また張永振氏のチームには、この件について知らされたと述べた。

 

 

 

しかし、張永振氏は、自身のソーシャルメディアへの投稿で、

2日以内に退去するよう求められたが、

新型コロナウイルスなど

複数のバイオセキュリティ・プロジェクトを

研究しているため、

性急に退去することには未知のリスクがあるかもしれない 

と反論した。

 

 

 

張永振氏は著名なウイルス学者であり、

彼の研究チームは、新型コロナが蔓延し始めた直後の 2020年1月に、

初めて新型コロナウイルスのゲノム配列を発表した。

同年12月、張永振は、

ネイチャー誌の今年の最も影響力のある人物トップ 10の一人に選ばれた。

 

 

 

世界中で猛威を振るった新型コロナウイルスは、最初、武漢で発生した。

国際保健機関はウイルスの起源について複数の調査を実施したが、

中国当局の妨害を受けている。