https://apps.who.int/gb/wgihr/pdf_files/wgihr8/WGIHR8_Proposed_Bureau_text-en.pdf

 

 

Working Group on Amendments 

to the International Health Regulations(2005)(WGIHR)

「国際保健規則の改正に関するワーキンググループ(2005年)(WGIHR)」

 

Proposed Bureau‘s text for Eighth WGIHR Meeting,22-26 April 2024

17 April 2024

第8回WGIHR会合(2024年4月22~26日)事務局草案全文

2024年4月17日

 

Additions to and deletions of the current IHR text appear in bold and strike-through respectively.

現行のIHR文書への追加と削除は、それぞれ太字と取り消し線で示す。

 

 

 

WHOの勧告は、拘束力を持たないままである。 

 国際的な公衆衛生の指導・調整機関である

 WHOの指令に従うことを加盟国に求めていた第13A.1条は、

 完全に削除された。

 

 

「尊厳、人権、基本的自由」の至高性への言及を消去していた

 悪質な提案は、撤回された。

 この提案は特に最低レベルのものであり、

 そもそも提案されるべきではなかったのである。

 

 

◆単なる「潜在的な」健康上の緊急事態を根拠に

 WHOが介入することを認めていた規定は削除された。

 パンデミックは、現在発生している、

 あるいは発生する可能性が高いものでなければならない。

 ただし、WHOがIHR(国際保健規則)の権限を発動するためには、

 国際的に協調した行動が必要であることを証明しなければならないという

 保護措置がある。

 

 

WHOが主導する

 世界的な検閲と「情報統制」活動を構築するという提案は、撤回された。

 

 

IHRの範囲を「公衆衛生に影響を与える可能性のあるすべてのリスク」

 (気候変動、食糧供給など)まで拡大することを提案していた条項は削除された。

 現在では、疾病の蔓延に焦点を当てた範囲に、基本的な変更はされていない。

 

 

これらの規制を実施する責任は、

 WHOではなく加盟国にあることが明確に認識され、

 WHOがIHRsの全側面の遵守を取り締まるという大胆な計画は、

 大幅に縮小された。

 

 

◆WHOに何千もの新たなパンデミックの兆候を見つける権限を与えていた

 監視メカニズム、

 デジタル健康パスポートを奨励し優遇する規定、

 強制的な技術移転と国家資源の転用を求める規定など、

 他の多くの規定も希釈された。

 

 

 

公表された文書は あくまでも暫定案であり、

今週の最終交渉でIHRワーキンググループに提出されるため、

まだ変更される可能性がある

 

 

 

とはいえ、この草案に基づけば、

これは説明責任のないテクノクラシーに対する人民の力の深遠な勝利だ。

 

 

 

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