「間質液pHの上昇を介した

 糖尿病における弱有機酸摂取による

 インスリン抵抗性改善の分子機構の提案」 2018年

 

 

 

京都府立医科大学 丸中良典教授

 

細胞外液の間質液pHの低下は、

インスリンの働きが低下し、

糖尿病、アルツハイマー型認知症を発症する。

 

食品中の有機酸(クエン酸など)は、

体内に吸収されると間質液をアルカリ化し、

これらの発症予防や改善に有効。

 

 

 

 

 

重曹(炭酸水素ナトリウム)が話題だが、

当院が よく使う点滴の1つが、

重曹入りの細胞外液(ビカネイト)

生理食塩水は平均pH5、

一方の重曹入りは平均 pH7.3とアルカリ側だ。

 

 

 

細胞外液の酸性化は、病的状態。

ミトコンドリア機能低下状態とも言える。

重曹の点滴は、細胞外液の酸性化改善に役立つ。