## mRNAワクチンが他のワクチンより危険なのは何故?
— 藤川賢治 (FUJIKAWA Kenji) @ 医療統計情報通信研究所 (@hudikaha) March 24, 2024
(動画まとめ)
1/5 pic.twitter.com/Dii5R5kslZ
### 抗原提示前に、抗原を細胞に作らせることが決定的に違う
— 藤川賢治 (FUJIKAWA Kenji) @ 医療統計情報通信研究所 (@hudikaha) March 24, 2024
* [ウイルスや従来ワクチンであれば、樹状細胞などがウイルスや細菌、抗原を取込み、MHCクラスII分子によって抗原提示(上の図)](https://t.co/YjNwCzF0ED)[3]
*… pic.twitter.com/rpMVh2lx8T
### スパイク蛋白を産生した樹状細胞は破壊対象となるのでは?
— 藤川賢治 (FUJIKAWA Kenji) @ 医療統計情報通信研究所 (@hudikaha) March 24, 2024
* 樹状細胞は自身がスパイク蛋白を産生した場合、MHC-I提示するのでは?
* キラーT細胞の攻撃対象になり攻撃されるのでは?
* 結論として、100兆個以上のスパイク蛋白を作る兆単位の細胞が破壊対象
* 図は[英語版のWikipedia「mRNA… pic.twitter.com/6tL62aFhOE
【mRNAの数もスパイク蛋白の数も桁違い】
・ 抗原の設計図となるmRNAを体内に注入、人間の細胞に抗原を作らせる
・ 10兆を超えるmRNAが、100兆個以上のスパイク蛋白を産生
・ 感染や生ワクチンで体に入る抗原の100倍以上で桁違いなのでは
・ シュードウリジン化mRNAは数ヶ月も残り、いつまで作られるか不明
図は[RNA学界の寄稿文(左)] [1]と
https://www.rnaj.org/bulletin/148-vol-45/978-furuichi-34
[TV-001さんツイート (右)]
https://twitter.com/TV00112/status/1706455856001470803
これまでのワクチンとして、
生ワクチン、不活化ワクチン、コンポーネントワクチンなどがあるが、
どれも抗原を外部から注入するものだった。
しかし、mRNAワクチンは、
抗原の設計図となるmRNAを体内に注入することで、
人間の細胞に抗原を作らせるもので、根本的に異なる。
しかも、量も桁違いである。
コロナウイルスの表面には、スパイク蛋白があり、毒性がある。
mRNAコロナワクチンは自分の細胞にスパイクを作らせるもので、
一回接種あたり30μgとして、射ち込むmRNAの個数は10兆個以上 。
スパイク蛋白は、
100兆個や1000兆個、それ以上作られる。
これは、コロナ感染してウイルスが増殖したときより、桁違いに多い。
またノーベル賞受賞のカリコ氏のmRNA技術に関する肝は、
体内で免疫系から攻撃されないよう、シュードウリジン化することである。
いつ、mRNAが壊されるか分らない、
つまり、いつまでスパイク蛋白質が作り続けられるか不明である。
注入された10兆個のmRNAは接種部位に留まらず、
LNPで全身の細胞に入り込んで、全身で100兆以上のスパイク蛋白を発現する。
スパイク蛋白を発現した細胞は免疫細胞に攻撃され、
更に頻回接種だとADCC(抗体依存性細胞傷害)により損傷する。
接種時には免疫抑制により、
また頻回接種だと抗体のIgG4化による免疫寛容で恒常的に、
他の病気に罹り易くなり、癌も進行し易くなる 。
(加えてDNAで汚染されていてゲノムに組込まれ遺伝子を破壊する可能性まである)
一枚目の画像は[日本RNA学会の寄稿文]
(https://www.rnaj.org/bulletin/148-vol-45/978-furuichi-34)[1]である。
文中は5μgとなっているが、
実際にはファイザーは30μg、モデルナ100μg(3回目以降は50μg)の
mRNAが含まれており、[二枚目の画像](https://twitter.com/TV00112/status/1706455856001470803)[2]から、
2回接種することを考えると、200μg、
mRNAの個数だけで100兆個近くになることも考えられる。
【抗原提示前に、抗原を細胞に作らせることが決定的に違う】
・[ウイルスや従来ワクチンであれば、
樹状細胞などがウイルスや細菌、抗原を取込み、
MHCクラスII分子によって抗原提示] (https://twitter.com/molbio08/status/1627091924619509762)
・[mRNAワクチンの場合は、
「他の細胞で100兆個以上作らせる」のが先で、
その一部を樹状細胞が取込み抗原提示]
(https://www.nicovideo.jp/watch/sm40895964)[4]
・[樹状細胞などがmRNAを取込み、
スパイク蛋白を産生して、抗原にするという説明]
(https://twitter.com/DrEricDing/status/1459284608122564610)
[5]は説明不足、間違いでは
ウイルスや従来ワクチンであれば、
[樹状細胞などがウイルスや細菌、抗原を取込み、
MHCクラスII分子によって抗原提示する]
(https://twitter.com/molbio08/status/1627091924619509762)
しかし[mRNAワクチンの場合は「他の細胞で100兆個以上作る」のが先であり、
その一部を樹状細胞が取込み抗原提示]
(https://www.nicovideo.jp/watch/sm40895964)[4]することになる。
mRNAの仕組みとして、
[樹状細胞などがmRNAを取込み、スパイク蛋白を産生して抗原として提示]
(https://twitter.com/DrEricDing/status/1459284608122564610)[5]
するという説明をしている動画がある。
この動画だと、100兆個以上のスパイク蛋白が、
バラ捲かれないような印象を受ける動画になっている。
しかし、これは説明が足りておらず、
間違っていると言えるのでは無いだろうか
【攻撃されないための抗原提示で逆に攻撃対象に】
・ 細胞は常に攻撃を受けないようMHC-I分子で自身の蛋白を提示
・ 感染細胞は、MHC-I分子で
ウイルス由来蛋白を提示してしまうので、攻撃される
・ MHC-I分子による提示は、樹状細胞なども行う
・ つまり、樹状細胞は、自身と敵との両方を別の方法で提示している
・ 図は[molbio08氏ツイッター]
(https://twitter.com/molbio08/status/1627087735025704960)
細胞は常に、免疫細胞から攻撃を受けないよう、
MHC-I分子で自身の蛋白質を提示している。
つまり、自分は味方だと常に提示しているのである。
これは、ウイルスに乗っとられた感染細胞との違いを
明確にするためでは無いかと考えられている。
ウイルスに乗っとられた感染細胞は、
MHC-I分子でウイルス由来蛋白を提示してしまうので、
免疫細胞であるキラーT細胞の攻撃対象となる。
またMHC-I分子による提示は、樹状細胞なども行う。
つまり、樹状細胞は自身と敵との両方を別の方法、
それぞれMHC-IとMHC-IIで提示していることになる。
樹状細胞が、この両方を行っているということが重用な点である。
【スパイク蛋白を産生した樹状細胞は破壊対象となるのでは】
・ 樹状細胞は、自身がスパイク蛋白を産生した場合、MHC-I提示するのでは
・ キラーT細胞の攻撃対象になり、攻撃されるのでは?
・ 結論として、100兆個以上のスパイク蛋白を作る兆単位の細胞が破壊対象
・ 図は[英語版のWikipedia「mRNA Vaccine]]
(https://en.wikipedia.org/wiki/MRNA_vaccine)[8]からのものを改変
英語版の[Wikipedia「mRNA Vaccine]](https://en.wikipedia.org/wiki/MRNA_vaccine)[8]掲載の図では、
樹状細胞などの抗原提示細胞が、
mRNAからスパイク蛋白を産生し放出し再取込みして、
MHC-IIで抗原提示するように描かれている。
しかし実際に起こるのは、こちらも図では描いてあるが、
mRNAからスパイク蛋白を産生し、
それを細かくしたペプチドの状態で、MHC-Iで抗原提示することである。
図でCD8+T細胞つまりキラーT細胞と結合していることから分かるように、
樹状細胞は攻撃対象となり、破壊されるのでは無いだろうか。
強調したいのは、樹状細胞などの抗原提示細胞だけが、
mRNAを取込んでスパイク蛋白を発現し抗原を提示するのでは無く、
10兆のmRNAを取込んだ細胞(抗原提示細胞含む)が、
100兆個以上のスパイク蛋白を発現し、兆単位の細胞が破壊対象になる、
ということである。
余談だが、[日本語版Wikipediaの「mRNAワクチン」](https://ja.wikipedia.org/wiki/RNA%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3)
[9]の図は、
MHC-IとMHC-IIが同じように抗原提示する
更にドンデモな図になっているので、確認して欲しい。
ただ、どのみち、樹状細胞は破壊対象になる。
【参考文献】
1. [RNA学会, 古市 泰宏, <走馬灯の逆廻しエッセイ>
第34話「コロナmRNAワクチン発見・開発の軌跡」, 20223/04/26]
(https://rnaj.org/bulletin/148-vol-45/978-furuichi-34…)
2. [TV-001, ツイッター, 2023/09/26]
(https://twitter.com/TV00112/status/1706455856001470803…)
3. [molbio08, ツイッター, 2023/02/19]
(https://twitter.com/molbio08/status/1627091924619509762…)
4. [molbio08, ツイッター, 2023/02/19]
(https://twitter.com/molbio08/status/1627087735025704960…)
5. [ニコニコ動画 東北有志医師の会, 村上康文名, "<緊急座談会>
3,4回目ワクチン接種をすすめない理由," 2023/08/09]
(https://nicovideo.jp/watch/sm40895964…)
6. [Eric Feigl-Ding, ツイッター, 2021/11/13]
(https://twitter.com/DrEricDing/status/1459284608122564610…)
7. [BROGNA, Carlo, et al. Detection of recombinant Spike protein
in the blood of individuals vaccinated against SARS‐CoV‐2:
Possible molecular mechanisms. PROTEOMICS–Clinical Applications,
2023, 17.6: 2300048.]
(https://doi.org/10.1002/prca.202300048…)
8. [Wikipedia, mRNA vaccine]
(https://en.wikipedia.org/wiki/MRNA_vaccine…)
9. [Wikipedia, RNAワクチン]
(https://ja.wikipedia.org/wiki/RNA%E3%83%AF%E3%82%AF%E3%83%81%E3%83%B3…)