英国の優秀な博士、科学者、経済学者、心理学者、
その他の学識経験者からなるハート・グループは、
軽度の心筋炎でも
致命的な不整脈を引き起こす可能性がある ことが、
日本からの新しい論文で明らかになったと、サブスタックで報告しました。
しかし、心筋に対するワクチンのダメージは、
標準的な剖検では検出不可能であり、
ハート氏によれば、突然死した多くの人々の死後解剖で、
炎症が見逃されている可能性があるといいます。
ハート氏は、こう報告しています。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC10843519/
「新型コロナウイルスワクチン接種後の若者の致死性不整脈:剖検報告」
2024/02/02
石川県立中央病院の医学者たちによる新しい論文で、
日本の40歳男性の剖検結果を報告している。
「健康な40歳の日本人男性が、
ワクチン接種の2日後に突然頻脈を起こし、意識を失った。
蘇生を続けると自発心拍は回復したが、意識は回復せず、
9日後に死亡した。
蘇生後の心電図では、
章かな ST低下と不完全右脚ブロックが認められた。
インフルエンザ抗原
およびSARS-CoV-2のポリメラーゼ連鎖反応検査は、陰性であった。」
剖検時の主な所見は、以下の通り。
「剖検時、心筋細胞壊死を伴う小さな炎症病巣が、
右心室と左心室に散見され、右側に発生する傾向があった。
複数の炎症病巣は、房室結節とHis束の近くに位置していた。
浸潤細胞はCD68陽性の組織球が主で、
CD8陽性とCD4陽性のT細胞が少数認められた。
この症例では、心筋炎は局所的で軽度であり、
COVID-19 mRNAワクチン接種後に観察されることが ほとんどであった。
しかし、炎症病巣は神経系に近く、
致死的不整脈の原因と考えられた。」
この中で最も懸念されるのは、
心筋炎そのものは
「主にCovidワクチン接種後に観察されるように、局所的で軽度」だったが、
神経系の一部である細胞が冒されたため、
致死的不整脈を引き起こした という点である。
この件に関する二次的な懸念は、
この現象が2回目の接種後に起こったことから、
数年前に起こった可能性が高いが、その間に報告されていないことである。
神経系だけに影響を及ぼす炎症が
致命的な不整脈を引き起こす可能性については、
mRNA製剤との関連で、以前にも懸念したことがある。
この男性は突然不整脈(心室頻拍)を発症し、
最終的に致命的となったが、
心筋炎に特徴的な先行胸痛は報告されていない。
このことは、我々が これまで何度も書いてきたように、
潜在性心筋炎は致死的不整脈のリスクを高める という、
我々の懸念と一致しており、
心停止に対する救急車の出動件数の増加のほとんど、
あるいは すべての原因になっている可能性がある。
潜在性心筋炎
-何らかの心臓障害を示すトロポニンの上昇と定義される-は、
少なくとも1人の患者において、見つかっている。
最後に、この男性の死因とされた
神経系に影響を及ぼす小さな炎症巣は、
心臓組織検査によってのみ発見されたことを指摘しておく。
このようなことは、英国やおそらく他の国では、
死後解剖の際に日常的に行われていることではなく、
余分な費用がかかり、診断が先延ばしになるからである。
実際、英国では一般的に、
組織に対して高度な検査を行うことに大きな阻害要因がある。
初期の心臓アテローム(多くの中年患者に見られる)を見つけて、
そのせいで死んだとする方がずっと簡単なのだ。
したがって、この日本人男性に見られたような炎症が、
突然死した多くの人の死後解剖で見逃されている可能性は、十分にある。
さらに、ハート氏の共同責任者である
病理学者クレア・クレイグ博士によれば、
このような小さな炎症部位が
神経系に どれだけ近いかを確認するために必要な
詳細なレベルの心臓解剖は、
病理学者なら誰でも訓練を受けている技術であるが、
ほとんどの "職業 "病理学者は、
ほとんど実践していないとのことである。
「ワクチン打って、心筋炎を気にする必要は全然ない」
と言った河野大臣に、前言撤回と謝罪をしてほしいものです。