「COVID-19 mRNA ワクチン BNT162b2 への

 出生前曝露は雄新生児ラットの自閉症様行動を誘発する:

 WNT および BDNF シグナル伝達の混乱についての洞察」

 

 

 

この内容は、簡単に言えば、

「妊娠中のラットに mRNA コロナワクチンを接種すると、

 生まれたオスの新生児に、自閉症様の行動が誘発される」

というものですが、

論文の重要な部分には、以下のような文面があります。

 

 

 

「私たちの発見は、

 mRNA BNT162b2 ワクチンが雄と雌のラットの両方で、

 WNT 遺伝子発現と、脳由来神経栄養因子(BDNF)レベルを

 大幅に変化させることを明らかにし、

 主要な神経発達経路に大きな影響を与えることを示唆している。

 

 

 

 注目すべきことに、雄のラットは

 社会的相互作用と反復的な行動パターンの顕著な減少を特徴とする、

 顕著な自閉症のような行動を示した

 

 

 

 さらに、重要な脳領域の神経細胞数が大幅に減少しており

 潜在的な神経変性または神経発達の変化を示した。

 雄のラットはまた、協調性と敏捷性の低下から明らかなように、

 運動能力の低下を示した。」

 

 

 

詳しい内容は わかりませんが、

「脳細胞の発現を制御する機能(WNT)と、

 脳細胞を成長させる要素(BDNF)が同時に混乱する」

ということのようです。

 

 

 

そして、この論文を、

米エポックタイムズが解説していたので、

それを紹介させていただきます。

 

 

 

 

「ワクチン接種したラットの自閉症に関連する

 新型コロナウイルス感染症の予防接種:研究」

 Epoch Times 2024/01/13

 

(記事の途中、ところどころに注釈が入ります)。

 

 

 

オスのラットの子孫は、

社会的相互作用の「顕著な減少」と、

協調性と敏捷性の低下を示した。

 

 

 

トルコでの研究で、

mRNA新型コロナワクチンを注射された

妊娠中のメスのラットが、

自閉症の症状と脳内の神経細胞数の低下を示す

子孫を出産したことが、見出された。

 

 

 

1月10日にニューロケミカル・リサーチ誌に掲載された

査読済みの研究論文は、

自閉症に焦点を当てて、

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)mRNAワクチンと

神経発達障害との関連性を調べた。

 

 

 

研究では、妊娠中に

ファイザーの mRNA COVID-19 ワクチンを注射された

妊娠ラットの子孫を分析した。

 

 

 

研究者たちは、

ワクチンが「主要な神経発達経路に重大な影響」を及ぼし、

オスの子孫が

「社会的相互作用の顕著な減少と反復的な行動パターンを特徴とする

 顕著な自閉症のような行動」を示したことを発見した。

そして、著者たちは以下のように述べた。

 

 

 

「さらに、重要な脳領域の神経細胞数が大幅に減少しており、

 潜在的な神経変性または神経発達の変化を示した。

 オスのラットもまた、協調性と敏捷性の低下から明らかなように、

 運動能力の低下を示した」

 

 

 

研究では、メスのラットが、

ランダムに 2つのグループに割り当てられた。

グループ 1のラットは、

妊娠 13日目に生理食塩水の筋肉内注射(プラセボ)を受け、

グループ 2のラットは同日に、ファイザーワクチンの注射を受けた。

グループ 1には 7匹のメスのラット、

グループ 2には 8匹のメスのラットがいて、

合計 15匹のラットがいた。

 

 

 

生理食塩水グループからは 20匹の子供が生まれ、

ワクチン接種グループからは 21 匹が生まれ、

計 41匹の子供が生まれた。

 

 

 

これらの子孫たちは、生後 50日後に複数の行動検査を受け、

研究者たちはその成績を記録した。以下のテストが行われた。

 

 

 

・オープンフィールドテストは、一般的な運動活動と不安をテストする。

・新規性誘発飼育行動は、子孫の探索行動を評価する。

・子孫の社交性を評価する3室の社交性および社会的新規性テスト。

・子の運動能力と持久力を分析したロータロッドテスト

 (協調運動と運動学習を測定するテスト)。

 

 

 

研究者たちは、運動調整とバランスの点で、

ワクチン接種グループのオスとメスの間に「重大な違い」があり、

オスの子孫は「より顕著な」能力障害を示していることを発見した。

 

 

 

しかし、生理食塩水を投与されたラットから生まれた子孫では、

運動調整とバランスにおける

そのような性別に基づく差異は観察されなかった。

 

 

 

社交性テストでは、

ワクチン群のオスの子供は、生理食塩水群のオスの子に比べて、

見知らぬラットと過ごす時間が「著しく少ない」ことが見られた。

 

 

 

ワクチングループのメスの子孫と

生理食塩水グループのメスの子孫を比較した場合、

この差は存在しなかった。

 

 

 

「この研究結果は、ワクチン研究において、

 性別を生物学的変数として考慮することの重要性を強調し、

 これらの性特異的影響の影響をさらに調査するための

 対象を絞った研究の必要性を強調している」

※こうしたことを考えるときには、やはり自認を使うと混乱すると思います。

 

 

 

脳の分析

 

子孫ラットの検査後、研究者たちはラットを安楽死させ、

脳を摘出し、生化学的および組織学的評価を行った。

組織学とは、器官、組織、細胞の微細構造を指す。

 

 

 

行動検査と同様に、生化学的および組織学的評価でも、

ワクチン群のオスの子孫が影響を受けていることが判明した。

 

 

 

これらの子孫は、生理食塩水グループの雄と比較して、

海馬の特定の領域で

「神経細胞の数が大幅に減少」していた

海馬は、

新しい記憶、学習、感情を形成する役割を担う脳の部分だ。

 

 

 

同様に、小脳のプルキンエ細胞数も、

ワクチン接種グループのオスの子孫では

「大幅に減少」していた

プルキンエ細胞は脳に存在するニューロンの一種だ。

 

※プルキンエ細胞:小脳の唯一の出力神経細胞。

※小脳:運動をコントロールしています。

 皮膚や筋肉からの情報を受け取り、

 歩く・走る・立つ・座るなどの運動が

 スムーズに行われるように指令を出しています。

 中外製薬

 

 

 

海馬の神経細胞数またはプルキンエ細胞数に関して、

ワクチン接種群と生理食塩水群のメスの間には

「有意差は見られなかった」

 

 

 

link.springer.com

 

この論文の中に使われている画像ですが、

海馬の規則正しいニューロン配列が破壊されているのが

わかると思います。

 

※海馬:

 海馬はいわゆる「記憶の司令塔」とでも言える とても大切な場所で、

 私たちの脳の中で、「新しい記憶」は海馬に、

 「古い記憶」は大脳皮質にファイルされています。

 海馬が働かなくなると、

  私たちは新しいことが覚えられなくなります。

 つまり、昔のことは覚えていても、新しいことはすぐに忘れてしまうのです。

 日本学術会議

 

 

このように、

・新しい記憶を司る海馬

・運動を司る小脳

の両方の神経細胞が接種により強いダメージを受けるというのは、

新生児に限らず、どの年齢層においても危機的な状態であるようです。

それに、

「スパイクタンパク質は、

 脳皮質のニューロンの損傷を引き起こす」

ということも、留意しておきたいところです。

 

ドイツの研究「スパイクタンパク質が脳細胞を死滅させる」

ドイツの科学者たちの知の結集

 

 

 

(記事を続けます)

 

 

 

研究者らはまた、

子孫の脳の BDNF レベルと、WNT 遺伝子発現も調べた。

 

 

 

BDNF は、新しいニューロンの成長の誘導、

既存の脳細胞の死の防止、認知機能のサポートなど、

脳機能に影響を与えるタンパク質だ。

BDNF レベルの低下は、

神経発達の低下、アルツハイマー病、神経伝達物質の機能不全に

関連付けられている。

 

 

 

一方、WNT は、

神経発達に関与するシグナル伝達タンパク質の分泌に

関連していると考えられている。

 

 

 

ワクチン群のオスとメスの両方の子孫において、

脳の BDNF レベルは、

生理食塩水群の対応者と比較して、

「著しく減少」していることが判明した。

 

 

 

WNT 遺伝子発現は、

生理食塩水グループのオスと比較して、

ワクチングループのメスの子孫では「有意に減少」した。

メスでは、ワクチングループの子孫は、

生理食塩水グループよりも

「有意ではない高い」WNT遺伝子発現を示した。

 

 

 

研究は、以下のように述べている。

 

 

 

「COVID-19 mRNAワクチンは、

 オスのラットに自閉症のような行動を誘発し、

 性別を問わず 

 WNT 経路と BDNF 経路に影響を与えるようだ」

 

 

 

「この男女別の結果は、

 脳の機能と構造に対する

 ワクチンの影響に関する疑問を強調している」

 

 

 

ASD(自閉症スペクトラム障害)の有病率は、

 女性よりも男性の方が顕著に高く、

 神経発達障害の発現に男女間で異なる影響を与える

 生得的な生物学的要因を示している」

 

 

 

著者たちは、

「ヒト集団におけるこれらの発見を検証し、

 観察された効果の根底にある複雑なメカニズムを解明する」ために、

これらのテーマについて、さらなる研究を実施するよう求めた。

 

 

 

ファイザーワクチンの出生前曝露の影響