スイスの大手医療保険会社Helsana(ヘルサナ)によると、

2016年以降は、がん治療を受ける患者数が減っていました。

しかし、2021年と2022年に何かが変わったのです。

 

 

 

Source: Live to Fight Another Day

 

 

 

2021年には、がん治療を受ける患者数が、

2020年に比べて 73%激増しました。

そして、2022年も依然として減ることはなく、

2020年に比べて 74%増加していたのです。

 

 

 

実は、スイスは、2020年12月23日に、

Covidワクチンの集団接種キャンペーンが始まっていました。

 

 

 

ヘルサナ薬物レポートは、

バーゼル大学病院とバーゼル大学薬学研究所の協力によって、

過去 10 年間、毎年発行されています。

スイスの医薬品市場を分析し、

医薬品のコストと消費に関する知見を提供しているのです。

そして、2023年11月30日に発行された最新報告書には、

2022年のデータが掲載されています。

 

 

 

このレポートの情報は、

ルツェルン大学の医療経済学者

Konstantin Beck(コンスタンチン・ベック)氏によって、

今月初めにビデオで紹介されました。

そのビデオはドイツ語で、字幕はありません。

しかし、『Transition News』は、

ベック氏のビデオに関する記事を掲載しました。

 

 

 

ベック氏は、ビデオの冒頭で、

スイス連邦統計局(BfS)が2023年11月3日に発表した

健康調査を紹介しています。

BfSは、5年ごとに健康調査を実施しているのです。

 

 

 

調査結果を受けて、BfSは こう述べています。

2022年には、

 15歳以上の国民の85%が健康であると感じ、

 83%が幸福を感じています。

 同時に、3分の1以上が、

 常態的な健康問題を抱えて生活しています。

 心理的ストレスは、2017年に比べて増加しています。

 15歳から24歳の年齢層、特に若い女性が影響を受けています」

 

 

 

上記の発表から、BfSの評価によれば、

2022年のスイス国民の健康状態は、5年前より健康だったようです

しかし、BfSの発表は、

健康調査から収集され、

BfSによって公表された詳細なデータと一致しませんでした。

そして、数日後に、そのデータは削除されてしまいました

 

 

 

削除される前のデータには、こうありました。

 

・2017年には、

 3万3,339人が心臓発作、2万7,584人が脳卒中、

 11万6,603人が、がんにかかったと回答しました。

 

・しかし、2022年には、

 心臓発作が17万件、脳卒中が12万4,515件、

 がんが46万771件 発生しました。

 

 

 

2022年には、

心臓発作が13万6,661件、脳卒中が9万6,931件、

がんが34万4,166件増加していたのです。

これほど劇的に増加しているのに、

なぜBfSは、85%の人が健康だと感じていると答えたのでしょうかはてなマーク

ベック氏が説明したように、2017年の調査で収集されたデータは、

2023年の調査のデータとは比較できませんでした。

 

 

 

問題は、参加者に尋ねた質問の変更に起因します。

 

2017年、BfSは調査で、こう尋ねていました。

昨年1年間に、次の病気や健康上の問題がありましたかはてなマーク

 そして、心臓発作、脳卒中、がんが選択肢として挙げられていました。

 

2023年、BfSは、こう尋ねました。

これまでの人生で

 次のような病気や健康上の問題を抱えたことがありますかはてなマーク

 

 

 

これは もちろん大きな違いであり、

2022年の数字が大幅に上回ったことは理解できる、

とベック氏は言います。

しかし、理解できないのは、

なぜ質問が変更され、

それによって比較可能性が損なわれたのかということです。

 

 

 

このようなやり方は、BfSへの信頼強化には役立たない、

とベック氏は付け加えました。

なぜなら、これらの数字は、

Covidワクチンの悪影響を反映している可能性があるからです。

BfSが最初にこのようなデータを公表し、

その後また削除するのであれば、良い印象を与えられません。

 

 

 

なぜ、明らかに間違った比較が公表されたのでしょうかはてなマーク

なぜ、BfSは、情報提供を差し控えたのでしょうかはてなマーク

また、なぜBfSのプレスリリースは、

慢性疾患の発症と矛盾しているのでしょうかはてなマーク

BfSが心臓発作、脳卒中、癌の増加について

触れていないことも驚きです。

 

 

 

何が起こっているのかを明らかにするために、

ベック氏はヘルサナ薬物レポートを使いました。

彼はビデオの中で、この記事の冒頭で紹介した

がん治療を受けた人の数を示す表の画像を見せました。

そして、このデータを使って、下のグラフを作成しました。

 

 

 

茶色の曲線は変動を示しています。

Source: Transition News

 

 

 

パンデミック(世界的大流行)が起きた2020年、

がん治療を受けた人の数は

青いトレンドラインより9%多いのですが、

さらに、2021年には95%、2022年には106%増加しています

 

 

 

彼は、がん患者が倍増していると言いますが、

Covidワクチンが原因なのでしょうかはてなマーク

 

 

 

2020年には、がんが ほとんど増加していないのだから、

 パンデミックが原因であるはずがありません。

 がん患者の急激な増加を説明する、別の理由があるかもしれません。

 しかし、時間的パターンは、

 ワクチン接種が、がん患者の増加の引き金であることを物語っています。

 

 

 

Sources for this article include:

Switzerland: “We have a doubling of cancer cases”

 Transition News, 9 December 2023

“They Can Run But They Can’t Hide” Swiss Edition

 Live to Fight Another Day, 7 December 2023