武漢といえば、2019年10月18日 に、
109カ国の軍人 9308人が参加する
第7回世界軍人運動会(ミリタリーワールドゲームズ)
が行われており、
「そこから感染が世界に広まったのでは」という噂もありました。
これは奇しくも、「EVENT201」と同じ日です。
そして、武漢で原因不明の肺炎 が数名発生したことが
WHOに報告されたのが、2019年12月31日。
何か、用意周到であるかのような不穏な感じがしました。
「武漢、2023年の大規模停電に備え、緊急訓練を実施」
そして、2023年11月28日、
今度は、武漢市は、
2023年の大規模停電を想定した緊急訓練 を実施しました。
この訓練は武漢市政府が主催したもので、
武漢市経済情報技術局と国営の武漢電力供給公司が
実施したものです。
この訓練には、
武漢市党委員会宣伝部、市経済情報局、市公安局、市交通局、
市保健委員会、市緊急局、市場監督局、市通信管理局、
また、武漢天河空港訓練には、
メトログループなど、22の部門・部隊が参加しました。
なんでまた、
こんな大掛かりな停電訓練をと思いますが、
異常気象の影響により、
武漢市黄邳区の 220kV 変電所 3ヶ所と
110kV 変電所 8ヶ所が電圧を失い完全に停止し、
合計で 220kV の変電所が停止したことを想定したものだそうです。
どのような被害予想と訓練だったかというと…。
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黄陪地区では 58%の負荷損失と交通麻痺が発生し、
人々が閉じ込められ、企業は生産停止や減産を余儀なくされた。
また、空港、病院、地下鉄、通信などが甚大な被害を受け、
生産と、この地域の企業や人々の暮らしに深刻な影響を及ぼした。
武漢市は調査と判断を経て、
大規模停電に対して、直ちにレベルIII(大規模)の緊急対応を開始した。
国営の武漢電力供給会社は緊急修理・救助チームを編成し、
現地指揮センターを設置した。
また、ドローンを使用して災害調査を実施し、
現場で 220 kV の緊急修理鉄塔の設置をデモンストレーションした。
同時に、同社は地下鉄や病院などの
重要な利用者をサポートするために、
非常用発電車両を派遣し、主要企業の設備点検を支援し、
便利なサービスステーションを建設するために
停電地域に電力供給サービス担当者を派遣する手配を行った。
市消防救助隊は、
エレベーター内に閉じ込められた人々の救出活動を実施し、
チャイナモバイルとテレコムは、緊急通信車両を使用して、
緊急修理のため、現場での通信を確保した。
訓練中、同社の応急修理チームは、
稼働中のロボットを使用して送電網の障害に迅速に対処し、
配電網の障害の修理時間を 30% 近く短縮したほか、
ドローンを使用して 3次元モデリングを使用して
災害状況を迅速に調査し、災害時の意思決定支援を提供した。
緊急修理、および
使用された高精度セオドライト ポールとタワーの
組み立ての全プロセスをリアルタイムで監視し、
緊急修理の効率を大幅に向上させた。
次に、国電網武漢電力供給会社は、
今回の大規模停電緊急訓練を機会として、
引き続き政府と企業の連携を強化し、
武漢の特徴を備えた電力緊急事態対応管理システムを構築し、
安全上の危険をタイムリーに排除し、
武漢の電力網の安全かつ安定した運用を確保する。
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上の枠内の赤い文字だけを辿ると、
違うこともできそうだなという気がしてきます。
実際そのような事態が起き、
まったく同じような手順でテキパキと物事が運んだら、
さすがに準備が良かったと受け取るのか、
それとも予定通りだと受け取るのか…。
今後、何も起こらないことを祈ります。