「不治のプリオン病と

 新型コロナウイルス感染症ワクチンを関連付ける研究」

 

 

 

COVID-19ワクチンに関する研究では、

ワクチン接種とクロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)発症との

関連性が示唆されてきた。

 

 

 

現在査読を受けているフランスの研究では、

ファイザー社、モデルナ社、アストラゼネカ社のワクチンが、

従来のCJDよりも はるかに攻撃的で進行が速い、

新しいタイプの散発性CJDの出現に寄与している可能性

示唆されている。

 

 

 

CJDは、プリオンと呼ばれる

脳内タンパク質の異常によって引き起こされる。

プリオンタンパク質に異常が生じたり、

誤った折り畳み方をしたりすると、

近くにあるタンパク質にも異常が生じ、

脳組織の劣化を引き起こし、最終的には死に至る。

 

 

 

異常プリオンが増殖し続けるため、

この病気は不治の病であり、

現在のところ、このプロセスを止めることのできる治療法はない。

 

 

 

CJD患者の大半は散発性タイプで、明らかな理由もなく感染する。

遺伝によって診断される人は、ごく一部である。

 

 

 

散発性CJDはランダムに発症するが、

汚染された食肉、

例えば病気のプリオンに感染した牛の牛肉を食べることと関連している。

最初の武漢COVID-19株とデルタ変異株は、

ともにスパイクタンパク質にプリオン領域を持っているが、

オミクロン変異株には それがない。

 

 

 

そのため、武漢変種のスパイクタンパク質遺伝子の情報を使って、

mRNAやアデノウイルスDNAワクチンを作ると、

プリオン領域も組み込まれることになる。

 

 

 

Microorganisms誌に発表された米国の研究によれば、

プリオン領域は、ウイルスの侵入を助けることによって、

ヒト細胞と相互作用することができる。

患者がファイザー社やモデルナ社のmRNAワクチンを接種すると、

mRNAは自然に その人の細胞に組み込まれ、

細胞はmRNAの指示を使って合成スパイクタンパク質を産生する。

スパイクタンパク質が細胞から血流や組織液中に放出されると、

免疫細胞は それを異物として認識し、免疫攻撃を行う。

こうして細胞は、コロナウイルスの成分に対する免疫学的記憶を作る。

 

 

 

アデノウイルスベクター・プラットフォームを使用する

アストラゼネカのワクチンでは、

スパイクタンパク質のDNAは、

遺伝子操作されたアデノウイルスによって細胞内に運ばれる。

その後、DNAはヒトのDNAが保存されている核に入る。

そこからDNAは、スパイクタンパク質のmRNAに転写され、

細胞は それを使ってタンパク質を産生する。

 

 

 

主要な保健機関は、

ワクチンからの遺伝物質は、

ヒトのDNAに組み込まれることはないと言っているが、

実験室でヒトの細胞に対して行われたmRNAの研究では、

mRNAがDNAに転写され、

ヒトゲノムに組み込まれる可能性があることが判明している。

 

 

 

International Journal of Vaccine Theory,

Practice, and Researchに掲載された米国の研究では、

mRNAの情報がタンパク質に翻訳される過程で

エラーが発生し、

タンパク質のミスフォールディングに

つながる可能性がある

と概説している。

 

 

 

さらに、この研究では、

ファイザーとモデルナのワクチンに含まれる

スパイクタンパク質の遺伝子配列が変更されており、

タンパク質が体内でより安定し、

細胞内に入りにくくなることが強調された。

これは、ウイルスタンパク質が より長く暴露され、

より強い免疫反応を引き起こすように意図的に行われた。

 

永遠のマッチポンプ

 

 

 

スパイクタンパク質に導入された この新たな変更は、

ミスフォールディングの可能性を高める可能性もある

著者は書いている。

 

 

 

食人集団におけるCJDに関するこれまでの研究では、

CJDは感染後10年以上、

休眠状態にある可能性が指摘されている。

Nature誌に発表された研究によると、

パプアニューギニアに風土病として存在するクル病は、

50年以上休眠する可能性があるという。

しかし、フランスの研究の著者らは、

COVID-19ワクチンを接種した人に見られたCJDの症例は、

ワクチン接種後11.38日以内に症状が現れるなど、

発症が非常に早いことを発見した。

 

 

 

トルコで行われた専門家による研究(pdf)では、

シノバックCOVID-19ワクチン(別名コロナバック)の

初回接種を受けた1日後に症状が現れた

82歳の女性の突然のCJD症例が確認された。

mRNAやベクターベースのワクチンとは異なり、

コロナバックは不活化ワクチンである。

 

 

 

フランスの研究では、

ヨーロッパとアメリカで、26人の症例が確認された。

そのうち20人は、

この研究が書かれた時点で すでに死亡しており、

死亡したのは、ワクチン接種から平均4.76ヵ月後であった。

死亡した20人のうち8人は、

ワクチン接種後、平均2か月半で突然死であった。

 

 

 

従来のCJDでは数十年を要する のに対して、

 この新型CJDでは、根本的に性質が異なることが確認された」

と研究者たちは書いている。

 

 

 

この研究の筆頭著者であるジャン・クロード・ペレス博士は、

6月6日付の『エポック・タイムズ』紙に、

この研究に参加した26人の患者全員が死亡したことを、

電子メールで報告した。

 

 

 

研究者たちは、謝辞の中で、マルク・ドワイエ氏に感謝の意を表した。

CJDフランス協会の会長であるドワイエ氏は、

数ヶ月の間に多くのCJD症例を収集し、

そのうちの23症例を完全に分析し、研究に取り上げた。

ドワイエ氏の妻は、

ファイザー社のワクチンを接種した14日後にCJDを発症し、

1年後に亡くなったのだ。