専門的な内容となっており、

わたしのような素人には理解が難しいところがありますが、

特に、後半のまとめの部分は、

わかりやすく問題点を挙げておられます。

個人的な覚書として、それらを抜粋させていただきます。

皆さんは、上のリンクから全文を御覧ください。

 

 

 

qPCR には

25bpずつの2つのプライマーと25bpのプローブが必要ですので、

75bp以下のアンプリコンを得るのは難しく、

実際にはアンプリコンは100bp以上となります。

しかしQubitはqPCRのようなサイズ制限がありません

実際モデルナワクチンではDNAの分解が進み、

小さな断片になっている可能性があります。

そして、それらのDNAはワクチン内に残されており、

Qubitで検出されているのではないでしょうか。

そうした場合、qPCRでは汚染DNA量が低い値を示しても、

短い断片のDNA数は莫大に増えています。

つまり、DNase Iによる分解をより丁寧に行った結果

「散弾銃」の装弾数を増やしてしまった事になります。

 

 

 

整理すると、シュードウリジン化RNAとDNAの強固な結合は、

 

1) mRNA合成を低下させ、

2) mRNA品質を低下させ、

3) DNaseIによるDNA分解を阻害し、

4) RNA精製の際のDNA除去を阻害し、

5) 細胞内 (細胞質) での汚染DNAの分解を阻害し得ます。

 

言い換えると、

シュードウリジン化RNAはDNAと強固に結びつき過ぎているために、

mRNA合成もうまくいかず、

DNA分解もうまくいかず、

DNA除去もうまくいかず、

細胞内に取り込まれても危険なままです。

つまる所、DNA汚染は

LNP/mRNA製剤における根本的な技術的欠陥 

示しているという事です。

 

 

 

QubitとqPCRは、測定原理が大きく異なります。

最も大きな違いは、その特異性です。

Qubitの特異性は、

二本鎖DNA、一本鎖DNA、RNAなどという

異なったタイプの核酸です。

それに対して、

qPCRや一般のPCRの特異性は、

遺伝子の配列に対してのものです。

qPCRは特定のDNAを増幅し、

増幅のしやすさでDNA量を推定する技術です。

 

 

 

qPCRは、含まれている総DNA量を測る目的には、通常使われません。

qPCRでDNAの総量を測定するためには、

含まれているDNAが一種類であり、

しかも傷の付いていない全長のDNAだけであるという

前提が必要となります。

 

 

 

傷の付いたDNAや

断片化されたDNAのような増幅できないDNAは、定量できません。

また、もしもコロナワクチンとは無関係な

DNAが混入していた場合、

コロナワクチン用のqPCRでは一切検出できません

こうした技術的限界が、qPCRが汚染DNAの定量に本来不向きな理由なのです。

 

 

 

ファクトチェックは正しかったか?

 

1)彼らはまず、DNAは腕から離れないと主張した

   (血漿、母乳、心臓組織はそうでないと言っている)。

 

2)さらにDNAはないと主張した。

 

3)再現された時、彼らはそれが細胞内に入らなかったと主張した。

 

4)LNPの中にある事が示されても、核には到達していないと主張した。

 

5)SV40エンハンサーが数時間でDNAを核内に移動させる事が示されると、

  彼らはそれは問題ではないと主張した。

 

 

 

彼らの巧みな後出しジャンケンは、次はどこへ向かうのだろうかはてなマーク