TSMCとは、

「Taiwan Semiconductor Manufacturing Company」の頭文字をとった社名で、

他社が設計した半導体を製造する、台湾の半導体ファウンドリー

(半導体製造工場および半導体の受託製造に特化した専門企業)です。

米国や中国にも製造拠点を持っており、

半導体の生産ラインとして熊本が選ばれたようです。

 

 

 

 

 

半導体受託製造の世界最大手・台湾積体電路製造(TSMC)など

半導体関連企業が熊本県菊陽町一帯に進出します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上の記事を流し読みするだけでも、

現在、熊本で、TSMCが中心となって、

地域ぐるみで一大産業を巻き起こそうという、

止められない動きがあることが伝わるかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

(14:52あたりからの概要)



現在、台湾は、TSMCのせいで、

環境汚染が深刻となっています。
人工透析率 世界一。
それは半導体工場から垂れ流されるフッ素化合物が
腎不全の原因となっているということです。
それから、肺がん罹患率はアジア2位。

北朝鮮に続いて、堂々の2位。
河川はもう25%が汚染されていて
農地はというと5%が汚染されていると。



どうして そんなことになるかというと、
TSMCは非常に利益率が高い会社だと言われており、
その秘密は
工場の汚染水や汚染大気そして産廃物なんかを排出する時に
環境基準に合わせて 
いろんな除外設備をつけなくてはいけないんですが、
そういったものを全くつけてないので垂れ流しにしてしまう。

それで、今 台湾は、すごく環境汚染が進行してしまったんです。



では、TSMCを受け入れた日本(熊本)はどうなるのか
と調べてみたところ、
環境対策をどれぐらいやっているのかは完全な非公開となっており、
それどころか工場計画も開示されていないんです。

そして、実際 工場の建設が開始されてから、
すぐに近隣の農家さんの井戸水が枯れてしまいました
台湾でも、

農家さんの水を横取りして、使い切ったりしている企業ですから、
日本で 環境に配慮された工場運営をする可能性は、
まずないだろう
と思われます。



そうしたことを考えると、
汚染される前に私たちが声を上げて、
工場計画をきちんと開示し、
住民へ説明するよう、求めないといけません。