最近、国立系ゲノム研究員ら(東京大学医科学研究所 研究員)に、

SV40プロモーターは発癌しない

核局在化シグナルもないと再々攻撃リプされましたが、

McKernan氏論文の発見には

SV40エンハンサーも含まれていると言うと、黙ってしまいました。

少なくともSV40プロモーターとエンハンサー、

体内にSV40感染があれば転写活性となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

Mckernanさんが引用する論文は、

SV40が「癌」を発現することを機序から明確化しています。

「SV40プロモーターだけでははてなマーク」ばかり考慮するのは変です。

含まれるエンハンサー(図72)は

伝達シグナルを持つ転写の指令塔に当たり、

プロモーターがあればゲノム導入の性質を持ちます。

あとは確率の問題です。

 

 

 

 

 

https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/0168170285900310?via%3Dihub

 

「形質転換ヒト細胞 SV80における『SV40初期領域』の発現」

 

 

 

 

SV40が形質転換した細胞、ヒト細胞「SV80」は、

SV40初期領域(エンハンサー含?)が2重に存在したという論文。

それは細胞分化しても そのまま保たれました。

ゲノム統合、そして局在化です。

 

 

 

 

 

エンハンサーが2重連続するというSV40の状況が類似(普通はありません)。

そして、それはケビン氏の論文にも言及があった

「ファイザーの全てのベクターが、

 より強力な発現と核局在化に関連する

 ホモプラスチック 2コピー 72bp SV40エンハンサーを含む」

と同じ状況があることが想像できます。