CDCのワレンスキー所長が、

6月いっぱいで所長職を辞任することを表明しましたね。

彼女はバイデン政権成立と同時に、今のポストに任命されて、

そのとき一緒にファウチも政権の主任医療顧問となり、

バイデン、ファウチ、ワレンスキーの3人で、

あの悪夢のコロナ政策を仕切っていたわけです。

 

 

 

しかし、ファウチは去年いっぱいで、

全ての公的な立場からの引退をしていますし、

それからちょうど半年後に

ワレンスキーが所長辞任ということで、

責任者が

計画的にいなくなっているような感じがしますよね。

 

 

 

ワレンスキーは、

「接種さえしていれば、病気にならないし、人にもうつさない」

とテレビで宣言したことで有名ですが、

今年4月に、

「あれは今でも真実だと思うか」と連邦下院議会で質問され、

「それは、今となってはもう正しくない」と認めています。

 

 

 

実際、バイデン、ファウチ、ワレンスキーの3人は、

全員が感染して症状が出ていますし、

そしてさらに、全員がいったん陰性になった後で、

再び陽性になるという同じパターンを示していました。

こんなものを、よくも予防薬などといったものです。

 

 

 

また、そもそもワレンスキーは、

CDC所長に任命される条件である

「就任宣誓文書の提出」に問題があると言われています。

アメリカ合衆国の高官に任命された人は、

就任式で宣誓をするのは もちろん、

任命から30日以内に就任宣誓文書を提出することが、

連邦法によって義務づけられているんですが、

今年4月になってから、

実は、カマラ・ハリスを初め、ワレンスキーなど、

多くの政府関係者が その文書を出していない、

あるいは出していても、

内容の中の何かが抜け落ちているため、

そもそも「その役職に就く要件を満たしていない」

という疑惑が出ています。

 

 

 

就任宣誓文書の中身は単純で、

まず任命された限りは 合衆国憲法に忠誠を誓うこと。

そして、在職中は連邦政府に対して敵対しないこと、

さらに、任命されるために

誰かに利益を与えるなどの工作はしませんでしたと、

この3つを誓って署名するだけです。

 

 

 

今年2月に、バイデン政権の高官たちに対して、

この件の確認のため、

就任宣誓文書の開示を求める書簡が送られたのですが、

その後2ヶ月経っても提出しなかった高官としては、

 

 

 

 

副大統領カマラ・ハリス

教育長官ミゲル・カラドナなど数名がおり、

また文書は提出されたんですけど、そこに署名がないなど、

正式な就任宣誓文書とは認められないものだった人が

数名いました。

 

 

 

 

ワレンスキーが提出した文書には、

CDC所長に任命されたという肝心な部分がなかったそうです。

役職名がなかったのです。

どうして、こんなことが起こるのでしょうかはてなマーク

これはミスなのでしょうかはてなマーク

 

 

 

まともな就任宣誓文書を提示できなかった

ワレンスキー、ハリスなど、15名の政府高官達は、

今、コロンビア特別区の連邦検事局に、

彼らが その役職にいたことの

是非を問う訴えが出されています。

 

 

 

 

これをクオワラント(quo warrant)と言います。

在職資格確認請求の意味です。

 

 

 

訴えによれば、就任宣誓文書が無い、

あるいは正式な宣誓文書がない人間を、

直ちに その役職から外すこと、

その役職において、

今まで行ってきた行為を全て無効にして、

白紙に戻すことなどが求められています。

(無かったことにすればいいというものではありません)。

 

 

 

ワレンスキーが辞任を発表したことには、

検事局に このような訴えがあったことも

関係していると言われています。

 

 

 

なお、ワレンスキーと同じ疑いで、

 

 

保健社会福祉省(HHS)長官のハヴィエール・ベセラ

 

 

 

FDA長官のロバート・カリフも訴えられています。