5月1日に、アメリカのファースト・リパブリック銀行が経営破綻。
米国史上 2番目と 3番目に大きな銀行
(シリコンバレー銀行と
ファースト・リパブリック銀行)が、
立て続けに破綻したことになります。
そして、壊滅的な株価の下げを見せている
・パックウェスト・バンコープ銀行
・ウエスタン・アライアンス銀行
・メトロポリタン銀行
が、後に続くのではないかと危ぶまれています。
一昔前のように、
銀行の前に人が押し掛ける取り付け騒ぎが起きるわけではなく、
人々がサクッとスマホでお金を移動させれば、
トータルしたとき、急激で大きなダメージになるのです。
米国の2001年からの毎年の銀行破綻数と総資産
Crescat Capital LLC,Nofia
現在は、たった数行が破綻しただけですが、
破綻した資産総額はというと、
2008~2009年の銀行破綻の資産と並んできています。
銀行破綻の際に、預金を保障してくれる組織
「連邦預金保険公社 (FDIC)」というのがありますが、
その資産 日本円で約 17兆円では賄えないところに達しようとしていて、
そうなったら、預金は戻ってこないかもしれません。
そして、英テレグラフの著名なジャーナリストが、
「アメリカの銀行の半数ほどが、支払い不可能になる可能性がある」
という記事を投稿していました。