Kaitlanさん:

学校についてだけでなく、マスクについても、

コロナの話題の中で 最も意見が分かれる部分だったと思います。

マスクをするかしないか、しなければならないのか、についてです。

 

 


 

NYタイムズとのインタビューの中で、

「公衆衛生の観点からすると、

 一般社会では、マスクは10%ぐらいの僅かな効果しかない

とFauciさんが語っていたのが、とても衝撃的でした。

 

 

 

Fauciさんは以前、

国民にマスクを義務付けることが有効であると言いました。

それなのに、現在、Fauciさんは、

「マスクは、10%ぐらいの僅かな効果しかないだろう」

と言っています。

10%ぐらいだろうというと、多くの人が首を傾げると思います。

飛行機に乗るときも、特定の公共施設にいるときも、

非常に多くの人が

マスクを着用しなければならなかったのですから。

「マスクには10%ぐらいの僅かな効果しかない」

ということを聞いたら、

多くの人は、

「じゃあ、なぜ私は、

 こんなにいつもマスクをしていたんだ」

と尋ねるでしょう。

 

 

 

 

Fauci博士:

Kaitlanさん、注意しなくてはならないというのも、

私が言ったことを よく理解すれば分かるだろうけど、

公衆衛生上の幅広い効果があるかどうかを考えると

(確かにマスクには効果がない)、

それは、いわゆる義務化が行われていれば、

マスクは着用することになっているものの、

実際には、マスクが着用されるべき場であるにもかかわらず、

マスクを着用していなかったり、

マスクをきちんと着用しなかったりする人が非常に多いからだ。

公衆衛生の観点からは、一般人がマスクを着けても、

マスクの効果は、ほんの僅かだ。

既に、ダメ出しししたが、10~13%ぐらいだろう。

 

 

 

だが、狂信的なマスク信者が、個人でフィットテストをして、

厳格に(N95のような)マスクを着用するならば、

もっと良い効果が得られる。

85%、いや、90%は堅いだろう。

 

 

 

だから、一般人がマスクを着用する場合に、

集団に与える広範な効果と、

狂信的なマスク信者が厳格にマスクを着用する場合に

個人的に得られる効果とを区別しようとしたのだ。

(一般人のマスク着用と、狂信的なマスク信者のマスク着用とでは)

大きな差がある。

一般社会でのマスクの効果はわずかであり、

狂信的なマスク信者によるマスクの効果とは違う

ということを説明したのだ。

 

 

 

Kaitlanさん:

そうですね。

医師や、マスクの着用に熟達している人と比べれば、確かに違いますね。

でも、後から考えてみると、マスクの義務化は間違いだったと思いますかはてなマーク

 

 

 

 

Fauci博士:

Kaitlanさん、間違いとは言いたくないが、

次に このような状況(パンデミック)に直面したとき、

(マスクが一般社会では効果がわずかだったということを)

忘れてはならない。

そのときに、

何かが(ロックダウンやマスクが)機能するかしないかについて、

一部の人々の心に疑念があれば、

我々はもっと歩み寄り、

なぜ このようなことが重要だと感じるのかを、

もっと しっかり説明するようにした方がよいだろう。

なぜならば、

特に我々の国では 自由な精神が受け入れられているため、

人々が何をすべきかを指示されることは、

逆効果になることが非常に多いからだ。

それが、インタビューで私が言ったことだ。

 

 

 

Kaitlanさん:

分かります。

Fauciさんは、ワクチンの義務化についても

同じようなことを言っていましたね。

 

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