COVID-19 infection and vaccines: potential triggers of Herpesviridae reactivation - ScienceDirect
「COVID-19 感染とワクチン:
ヘルペスウイルスの再活性化の潜在的な引き金」
スペインのミゲル・セルベート大学病院の研究者たちの研究論文です。
この概要には、
「水痘帯状疱疹ウイルス (VZV)、
エプスタイン-バーウイルス (EBV)、
サイトメガロウイルス (CMV)、
HHV-6 (ヒトヘルペスウイルス6型)、
HHV-7、およびHHV-8。
これらのヒト ヘルペスウイルスは、
COVID-19 感染の予後マーカーとして機能する可能性があり、
当初は SARS-CoV-2 に起因すると考えられていた
臨床症状の根底にある可能性さえある。
SARS-CoV-2感染に加えて、
これまでにヨーロッパで承認された
すべての対応するワクチンは、
ヘルペスウイルスの再活性化を誘発できるようだ。」
とあり、つまりは、
「コロナだと思っていた症状が、
実は 再活性化されたヒトヘルペスウイルスによる
症状である可能性がある」
ということです。
スパイクタンパク質によって、
ヒトヘルペスウイルスが再活性化するという話は、
これまで幾度もしてきましたね。
昨今 流行りとなっていて、
「シングリックス」などのワクチンが待ち構えている帯状疱疹も、
ヒトヘルペスウイルスの「水痘帯状疱疹ウイルス」から来るもの。
そして、今回のスペインの研究では、
ワクチンによって
上記のヒトヘルペスウイルスが再活性化しうるというのです。
【ヒトヘルペスウイルス6型 (HHV-6)と関係する疾患】
・うつ病
・双極性障害
・統合失調症
・HIV感染の発症
・ガンの進行の加速化
・多発性硬化症
・不妊症
・アルツハイマー病
・心筋炎
・橋本病
・慢性疲労症候群
・クローン病を含む大腸炎
・歯周病
・脳炎
・腎不全
・肝不全
・肺炎
・乳幼児の突然死
・若者の突然死
スチャリット・バクディ教授も、深い懸念を抱いていらっしゃいます。