えれこーど@elecordマスクの効果で一番混乱を招いているのは、「エアロゾル感染」感染研が2022年3月にこれまでの飛沫感染を否定せずに「エアロゾルもある」と発表した。これで過去の対策が継続されたんです。WHO 2021年12月に空気感染として飛沫をほぼ… https://t.co/BfzPS3z4jc
2023年02月18日 11:18
マスクの効果で一番混乱を招いているのは、「エアロゾル感染」。
感染研が2022年3月に、
これまでの飛沫感染を否定せずに、「エアロゾルもある」と発表した。
これで、過去の対策が継続されたんです。
WHOは、2021年12月に、空気感染として飛沫をほぼ否定、
CDCは、2021年5月には、主たるルートは空気感染としていました。
化学で言うエアロゾルでは、
微粒子のサイズは、10nm(ナノ)程度から1mm程度まで、
飛沫のサイズを含んでいます。
多くの人は、空気感染と飛沫感染の
中間的なイメージを持ってしまいました。
実際には、WHOもCDCも飛沫に対しての空気感染と考え、
対策をアップデートしています。
マイクロ飛沫という中間的なものは、
飛び散るが浮遊しないものと認識され、
日本はマスクを着け続けます。
しかし、実際はCDCの主張通り、主感染は空気であり、
対策に感染者数を減らす効果はありませんでした。
マスクの規定するエアロゾルは、
空気感染の元となるもので、「飛沫」と分けられています。
5㎛以下の浮遊する粒子には、
N95やDS2など、シール性の高いマスクをつけます。
医療機関でも、以前からそうだったと思います。
一方、サージカルマスクは構造上、隙間からの出入りが多く、
「飛沫用マスク」として、手術などで使用されてきました。
2021年に、日本でもやっとマスクの産業規格が整備され、
そこでも当然サージカルマスクは、飛沫用として規格されています。
これは構造の問題で、濾材の濾過性能は関係ありません。
最近、韓国でKF94なる独自規格が設定され、
N95マスクとサージカルマスクの中間を狙って、売り出しています。
構造的に漏れを減らしたもので、
プリーツ状のものよりはマシかと思いますが、
N95規格を通らない下位の規格で、
日本ではサージカルマスクと同様に分類されます。
空気感染ではないと言われる方、
すこしはマシと考えられている方は、
そのまま着用して構いませんが、
空気感染対策としては、製品自体が対応できていないことを、
是非、ご理解いただき、正しくマスク理解してください。
中間的なイメージを そのまま記載している絵があったので、
載せておきますね。
これでは、エアロゾルは「飛沫」なんですね。
空気中を長時間浮遊しません。
多くの方が、このイメージのままだと話はかみ合わず。
感染研のプライドのためだけに、マスクし続けることになるのです。