倉持麟太郎RintaroKuramochi@kurarin0116【#グローバルダイニング vs #東京都 訴訟期日後記者会見ダイジェスト動画① 】 統計学的見地から証人尋問を行った藤井聡教授(@SF_SatoshiFujii )の会見動画! 政府は人流抑制が感染防止効果がないことをわかりな… https://t.co/Iz2Tv6tsuD
2022年02月17日 20:17
『人流抑制という幻〜法は科学か〜』倉持麟太郎
「#このクソ素晴らしき世界」#39 presented by #8bitNews
【グローバルダイニング vs 東京都
訴訟期日後記者会見ダイジェスト動画①】
統計学的見地から証人尋問を行った
藤井聡教授の会見動画
倉持麟太郎氏:
今回、統計学的なデータに基づいて、
飲食店への時短要請等々の政策が、
どれだけ感染防止対策に意味があるのか、
京都大学の藤井聡教授に証人尋問を行いました。
21時以降の人出を抑えると、
感染抑止効果があるのだということの
全ての根拠が この資料に収まっています。
京都大学 藤井聡教授:
この資料は、
政府の分科会が 昨年4月の段階で出している資料で、
今回の東京都も
時短命令等を出すのに合理的根拠があるという反論をされて、
その根拠として示された資料です。
つまびらかに見ますと、
まず統計学的に全く解釈不能な資料になっています。
統計学の学部程度の知識があれば、
当然 書いておかなければならない
統計学的な基礎情報であるところの「統計的有意性」、
これはt値とかp値と呼ばれる それぞれのパラメータ(変数)が
統計的に意味があるのかどうか、
「有意」かどうかを書くことが常識中の常識なんです。
その情報が載っていないことが、大きな問題です。
その「有意」という言葉の代わりに、
「有益」という言葉が使われています。
例えば、21時以降の人出が増えれば 感染が増える、
21時以降の人出が減れば 感染が減るというような、
統計学的な結果は有益であると書いてあるんですが、
有益という言葉は
統計学的専門用語としては存在しない言葉で、
この資料だけでは、
統計学を読み解くことができる人間からすると、
これを根拠に21時以降の人出を削減しようという
政策的判断をすることができない資料であると、
まず断定できます。
私、内閣官房に問い合わせまして、
この資料に書かれていないt値p値、
「有意」なのかどうかということのデータを求めました。
すると、すぐ対応いただきまして、
増加のモデルに関しては、
統計学的に有意ではないと示す
t値p値というものが示されました。
p値が0.13という水準ですが、
統計学では この数字が0.01以下でなければ、
意味がないと判断します。
0.13という
学部レベルの知識があれば意味がないと判定できる
p値が記載されていました。
私は、これを見て大変驚きました。
すなわち、政府は何をしたのかというと、
統計学的に有意ではないということを知りながら、
その事実を隠して、
隠蔽してという言葉を使うのが適切ではないかと思います。
その統計量を書かずに、
21時以降の人出が感染を減らすという結果は
「有益」だと書いたのです。
これは極めて悪質な極めて悪質な欺瞞であると、
私は大変驚きました。