Children born during pandemic have lower IQs, US study finds
Guardian 2021/08/12

 

アメリカの研究によると、

パンデミック中に生まれるか成長した

小さな子どもたちのIQ平均値は78と、

あり得ないほど低い数値となりました。

パンデミック以前の10年間は、

3ヶ月から3歳までの子どもの

平均IQスコアは 約100です。

 

研究を主導した小児科研究の准教授によると、

「主要な認知障害以外では、

通常このような数値の低下は見られません」

というほどのもので、

つまり、病的な認知機能の低下

子どもたちに起きているのです。

 

感染対策が強化されてからというもの、

友だちと外などで遊ぶことができない

人とふれあうことができない

マスクで人の表情を学ぶことができない

マスクでの酸素不足による脳の発育の阻害

過剰な消毒での腸内細菌環境の悪化

など、成長に必要な環境の悪化、

もっと言えば虐待が懸念されてきました。

 

米ブラウン大学の小児科研究の准教授である

主任研究著者のショーン・デオニSean Deoni)氏は、

「親はストレスを感じ、困惑している中で、

子どもたちが通常受けるであろう

相互作用が大幅に減少しました」

と言います。

 

デオニ准教授によると、

子どもの人生の最初の数年間は、

家を建てるのと同じように、

認知の基礎が築かれるといいます。

基礎を築いてから、

部屋を増設したり、

家を大きくしたりするのは簡単ですが、

基礎がないと、

「コースを修正する能力は、

子どもが年をとるほど小さくなるのです」と。

 

このデータは

米国の比較的裕福な地域からのものであり、

社会的支援と失業手当が寛大であることを考えると、

世界のより貧しい地域では、

事態がさらに悪化している可能性があると、

デオニ准教授は付け加えました。

 

子どものIQ

認知障害のレベルにまで落ちている中、

それでも の感染対策を終わらせる気配はなく、

わたしは 酷く絶望を感じます。

 

もちろん、知能レベルに限らず、

身体の健康も

同時に損なわれている可能性が高いです。

幼少時に肉体的・精神的に

苦しい経験をした子どもたちは、

抗炎症などに関与する

DNAの変化の差異があることが

明らかになっているそうですし。

それは「影響があるかもよはてなマークくらいの話ではなく、

DNAから根本的に変化しているのです。

 

例えば、ノースウェスタン大学の論文から抜粋すると、

5つの特定のDNA部位で、

親との肉体的接触が高い場合と、

肉体的接触が低い場合との

メチル化の差異が一貫して存在している

◆これらの部位のうち2つは遺伝子内にあり、

免疫系において役割を果たすもので、

もう1つは代謝に関与している。

pnas.org

とあります。

免疫系や代謝に関係してくるというのは、

今後が心配になることですし、

やはりDNAから変化しているとなると、

それはもう不可逆的なことなんだなと。

この時代に生まれた子どもの寿命すら心配になります。

 

小さな子どもたちが自由に遊べないこと、

マスクをしなければならないことが

どれだけ残酷なことか、

今後さらにわかってくると思います。

これは、不幸な時代に生まれたからと

片付けられるような問題ではありません。

人災ですから。

厳しい言い方になりますが、

このコロナ禍が始まってから

妊娠・出産を迎えた方というのは、

ちょっと神経がわかりません。

先が見えない、

子どもにとって虐待となる生活が わかっているときに、

どうして子どもをつくれたのか、

また妊活などと言えるのか…。