関連記事:さすがの中国

上の記事で、

「中国はADEを起こさない

安全なワクチンを作りましたとさ」

と話したそばから、こんな報道が。

 

『中国はARCoVと呼ばれる

最初の国内開発mRNAコロナワクチン

3相試験を開始』

China Launches Phase 3 Trials for First Domestically Developed mRNA COVID-19 Vaccine Called ‘ARCoV’

これまで中国は、

従来からある不活性ワクチンを使っていた

と話していたのですが、

今度のものは、

ファイザーやモデルナと同じ遺伝子ワクチンのようです。

 

この中国のmRNAコロナワクチンの

第三相臨床試験について、

「アメリカ国立衛生研究所(NIH)」

提出された文書がありました。

 

18歳以上の集団におけるCOVID-19に対する

SARS-CoV-2メッセンジャーリボ核酸

mRNA)ワクチン候補の第Ⅲ相臨床試験』

ClinicalTrial.gov

A Phase III Clinical Study of a SARS-CoV-2 Messenger Ribonucleic Acid (mRNA) Vaccine Candidate Against COVID-19 in Population Aged 18 Years and Above - Full Text View - ClinicalTrials.gov

介入/治療:SARS-CoV-2 mRNAワクチン

SARS-CoV-2 mRNAワクチンは、

SARS-CoV-2のスパイク糖タンパク質Sタンパク質)の

受容体結合ドメインRBD)をコードし、

対応するDNAテンプレートによって

in vitroで転写されるmRNA

脂質ナノ粒子(LNP)でカプセル化することによって

処方される。

 

活性物質: 

SARS-CoV-2Sタンパク質のRBDをコードするmRNA

ワクチンは、筋肉内注射用に0.5mLの分散液が入った

単回投与のプレフィルドシリンジで提供される。

ワクチンの各用量(0.5mL)には次のものが含まれる。

SARS-CoV-2のスパイク糖タンパク質

Sタンパク質)のRBDをコードする15μgmRNA
0.339mgの総脂質

(脂質9001、コレステロール、DSPC

DMG-PEG2000を含む)

 

文書の中では このように書かれており、

ワクチンの成分は、

◆スパイクタンパク質を産生するmRNA

◆それを包むポリエチレングリコールDMG-PEG2000

となっています。

…がしかし、しっかりと

「スパイクタンパク質のRBDという部位をコードする」

と書かれているんですね。

関連記事でもお話ししたように、

RBDという部位は、

ADEと関係する感染増強抗体が認識しない部位ですから、

ADEを引き起こす可能性が低い」と言えます。

やはり、さすがですね。

 

とはいえ、

スパイクタンパク質を産生すること自体 有害ですし、

体内を遊離するmRNAも 非常に有害です。

 

テキサス工科大学の論文によると、

SARS-Cov-2 Spike Protein Changes Genetic Expression in Human Primary Bronchial Epithelial Cells After Recovery
SARS-Cov-2スパイクタンパク質は、

回復後にヒト気管支上皮細胞の遺伝子発現を

変化させる』

とのことでした。

 

以下、点線内は おさらい。

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このウイルスって、

トゲトゲのスパイクタンパク質に覆われていますよね。

これが、わたしたちの細胞の受容体と結合して、

ウイルスがその遺伝物質を

細胞内に放出していくというわけ。

で、ワクチンは、

このトゲトゲスパイクタンパク質を

体内に作るものですし、

これ自体が毒性を持っていて、

血管、心臓、肺、神経の障害、免疫不全等を

引き起こす力を持っているんですね。

これは自然のSARS-CoV-2と同じ

スパイクタンパク質ではなく、

遺伝子組み換えされたタンパク質を作るため、

毒性がはるかに高いです。

 

それに、普通はmRNAというのは、

数分から数時間で

体内で分解されて消えるものですが、

ファイザー社のコロナワクチンのmRNA

コードを改変して壊れにくくしてあるため、

普通では起きないような、

遊離したmRNAが体内に残り続ける可能性が

高いんです。

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つまり、今回の中国のmRNAワクチンは、

ADEは起こさないかもしれないけれど、

スパイクタンパク質を産生する遺伝子ワクチンだから、

やっぱり危険なのではないかと。

 

ちなみに、中国のワクチンは

SARS-CoV-2 mRNAワクチン」、

日本のファイザー製のワクチンは

「コロナウイルス修飾ウリジン

RNAワクチン(SARS-CoV-2)

「配列を改変したRNAが使われています」

と書いてあるわけです。

中国のは、どうなんでしょうねはてなマーク

提出したのは「アメリカ国立衛生研究所」ですから。

中国じゃないです。

この最初の試験が始まったのは、2020624日。

ちなみに、このmRNAワクチンを開発したのは、

民間企業ではなく、

人民解放軍に所属する研究機関である

軍事科学アカデミー…。

 

実際、北京のワクチン接種率は90%となっていますから、

遺伝子ワクチンを使う必要はないんじゃないですかはてなマーク

パンデミックも終わっていることですし。

どこで使うんでしょうねはてなマーク

 

日本も欧米も、

ADEを引き起こし得るワクチンを受けており、

その引き金となるのは ただの風邪だったり。

 

変異種が一堂に会した東京オリンピック。

新たな章は、日本から始まるんでしょうか。