【論文】
『一般的なセイヨウタンポポは、
ACE2細胞受容体と、
D614および変異体D614G、N501Y、K417N、E484Kの
SARS-CoV-2 スパイクタンパク質との相互作用を
効率的にブロックする』2021年3月19日付
「セイヨウタンポポは、
スパイクタンパク質とACE2受容体の結合を阻害する」
と結論付けられています。
naturalnews.com 2021/06/28
【記事】
ドイツ・フライブルク大学医学部の研究者らは、
一般的なタンポポ（西洋タンポポ）が、
ヒトの肺細胞や腎臓細胞の細胞表面の受容体である
ACE2にスパイクタンパクが結合するのを
阻止することを突き止めました。
タンポポの葉を乾燥させた水性エキスは、
スパイクタンパク質D614と、D614G、N501Y、
K417N、E484Kなどの多数の変異株に有効でした。
この効果は、イギリス（B.1.1.7）、
南アフリカ（B.1.351）、ブラジル（P.1）など、
流通している優勢な変種の
スパイクタンパク質の変異に対しても同様でした。
タンポポエキスは、
SARS-CoV-2スパイクの
シュードタイプのレンチウイルス粒子が
肺細胞に付着するのを阻止し、
インターロイキン6の分泌という
炎症プロセスを止めました。
今回の研究は試験管内で行われたため、
タンポポエキスが人体の生物学的システムに
どのように吸収され、利用されるかについては、
さらなる臨床研究が必要です。
ワクチンが集団免疫を弱める一方で、
天然ハーブは真の予防と
より実質的な免疫を約束します。
コロナウイルスを地球上から根絶できるという証拠はないので、
今後は人間の適応が不可欠です。
タンポポエキスは、健康的な免疫反応を助ける
数多くのハーブの一つであるだけでなく、
スパイクタンパク質が付着して
ウイルスの複製を引き起こす
正確なチャネルをブロックすることで、
感染症を完全に防ぐことができるかもしれません。
その他の天然化合物についても、
分子ドッキング研究が行われています。
ノビレチンは、柑橘類の皮から抽出されたフラボノイドの一種です。
ネオヘスペリジンは、ヘスペレチンの誘導体で、
柑橘類に含まれるフラバノン配糖体。
グリチルリチンは、甘草の根から抽出された分子化合物です。
これら3つの天然物質は、
スパイクタンパク質がACE2受容体に結合するのを
ブロックする働きもあります。
ザクロ果皮ヒドロアルコール抽出物は、
ACE2受容体のスパイクタンパク質を、74％の有効性でブロックします。
主要成分を個別に試験したところ、
プニカラジンは64％、エラグ酸は36％の効果がありました。
これらの天然化合物（タンポポエキスも含む）は、
将来のスパイクタンパクの変異体に対する予防薬として、
容易に大量生産、組み合わせ、展開することができます。
これらのハーブは一般的に安全性が認められており、
タンポポの葉エキスで
過剰摂取になった例は聞いたことがありません。
European Scientific Cooperative on Phytotherapy によると、
タンポポの葉の推奨摂取量は、
4～10gをお湯に浸して1日3回までとされています。
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植物の乾燥した葉から採取した
水ベースのタンポポ抽出物ということですから、
タンポポ茶と同じ原理なんでしょう。
スパイクタンパク質の細胞への受容を明確にブロックするようなので、
予防になりそうです。
コロナ対策というより、
スパイクタンパク質の伝播対策という防御が
必要になってきましたね。