2015年
・アメリカ国立アレルギー感染症研究所は、
ファウチ所長の下で、
5年間で 370万ドル(3億9000万円)の助成金を、
パンデミックを防止する目的で組織された
非政府組織エコヘルス・アライアンスに授与する。
エコヘルス・アライアンスは、
「コウモリのコロナウイルス出現のリスク」
に関する機能獲得研究を実施した。
助成金の10%は、
「コウモリのコロナウイルスが存在する現場での
サンプルの収集と分析」の大部分を行っていた
中国の武漢ウイルス研究所に贈られた(報道)。
・9月24日:
ノースカロライナ大学のバリック博士が、
キメラコロナウイルス
(遺伝子構造が作り替えられたコロナウイルス)
のスパイクタンパク質の作成に関する特許を取得した(報道)。
・11月9日:
バリック博士と武漢ウイルス研究所の石正麗
(Shi Zheng-Li/中国の著名な
GOFコロナウイルス研究者)は、
「機能獲得ウイルス学論文」として最も有名な
合成キメラコロナウイルスに関する論文を
科学誌ネイチャーに発表した(論文)。
2017年
・11月30日:
武漢ウイルス研究所の石正麗と共同執筆者は、
科学誌で
8つの新しい合成コロナウイルスの作成について
説明した論文を公開した(論文)。
・12月19日:
アメリカ国立衛生研究所と
ファウチ博士の
アメリカ国立アレルギー感染症研究所は、
オバマ政権時代に停止されていた
「ウイルスの機能獲得研究」のための
アメリカ連邦政府の資金提供を回復し、
研究が再開される(報道)。
2019年
・アメリカ国立アレルギー感染症研究所は、
非政府組織エコヘルス・アライアンスと
武漢ウイルス研究所に、
6年間で370万ドル(3億9000万円)の
新たな助成金を授与し、
コウモリのコロナウイルスに関する
機能獲得研究は継続された(報道)。
・10月6日:
イギリスとフランスの研究者たちは 、
COVID-19は
2019年10月6日から始まった可能性がある
と推定した研究を、2020年5月5日に発表した(論文)。
・10月18日:
ビル&メリンダ・ゲイツ財団、世界経済フォーラム、
ジョンスホプキンス・センターが、
イベント201と呼ばれる「卓上演習」を召集し、
架空の世界的コロナウイルスのパンデミックへの
対応を計画した(プレスリリース)。
・11月〜12月:
イタリア北部の一般開業医が、
「奇妙な肺炎」に気づき始めた。
・12月31日:
中国当局、WHOに
「謎の肺炎」のクラスター例を報告(報道)。
2020年
・1月7日:
中国当局が正式に「新型コロナウイルス」を特定。
・1月10日:
中国が、新型コロナウイルスのゲノム配列を公開する
(欧州疾病予防管理センター)。
・1月23日:
武漢ウイルス研究所の石正麗は、
新型コロナウイルスが
2013年に彼女の研究室がコウモリから分離した株と
96%同一であると報告した論文を発表した(論文)。
・1月31日:
インドの科学者グループが 、
新型コロナウイルスにHIV 配列を発見した研究を発表
(論文)。
しかし、おそらく何らかの圧力下で、
24時間以内に、科学者たちは論文を撤回した。
Uncanny similarity of unique inserts in the 2019-nCoV spike protein to HIV-1 gp120 and Gag
・2月4日:
アメリカで 11人の新型コロナウイルス患者が
確認された時点で、
アメリカ保健社会福祉省長官は、
新型コロナウイルス感染症に対して、
2005年に承認した
「災害危機管理および緊急事態準備法
(PREP Act法)」の傘下に置いた。
ワクチンを含む医学的対策への免責を与えられる。
・2月10日:
フランスとカナダの科学者たちが、
新型コロナウイルスに関する論文を発行し、
「重要な異常」を説明した (論文)。
これは、以前のコロナウイルスでは観察されなかった
12の追加ヌクレオチドについてで、
彼らは、その明確な特徴が
「ヒトへの感染力の追加機能の獲得を
提供しているかもしれない」ことを示唆した。
・3月11日:
WHOが、COVID-19のパンデミックを宣言。
・3月16日:
アメリカ国立アレルギー感染症研究所は、
モデルナ社と共同開発した
mRNAコロナウイルスワクチンの
45人の健康な成人を対象とした
フェーズ1試験を開始した(プレスリリース)。
この試験は、ヒト試験に進む前に、
動物モデルでワクチンを試験する
通常の手順をスキップしている (報道)。
・4月2日:
ビル・ゲイツ氏が、
「コロナワクチンだけが、
私たちの生活が正常に戻ることを可能にする
唯一のものである」と述べる(報道)。
・4月18日:
HIVの発見で 2008年ノーベル医学賞を受賞した
リュック・モンタニエ教授が
フランスのテレビに出演し、
SARS-CoV-2が HIVからの
追加された配列を含むように操作されたと述べる。
モンタニエ教授は、
この挿入は実験室でしか実行できないと主張した
(報道)。
・4月30日:
ゲイツ氏は次のように書いた。
「地球上のほぼすべての人が、
コロナウイルスの予防接種を受ける」。
ゲイツ氏はまた、
「政府は、70億人を超える人々に
ワクチンを迅速に届けるために、
通常の医薬品承認プロセスを
促進する必要があるだろう」と述べた
(ゲイツ財団)。
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