バイデン氏が大統領に就任して、その最初の行動が、
「アメリカすべての国民に
100日間のマスク着用を義務づける大統領令」でした。
マスクとロックダウンに反対している
サウスダコタ州のクリスティ・ノーム知事は、
「次期政権下で、仮に米国でマスクが義務化されても、
サウスダコタ州は従わない」と明言していました。
アメリカで
「マスクを義務化した州」と「していない州」では、
明らかに、義務化していない州のほうが
感染の比率が少なかったと、
お伝えしたことがあったかと思います。
もともとトランプ大統領に反対する組織である
アンティファさえ、
こんなボードを持って行進していたそうです。
1月21日 オレゴン州ポートランド。
「バイデンは要らない。欲しいのは復讐だ」
さてさて、大統領就任式の前日に、
WHOが告知したのは、以下のようなページでした。
1月20日のWHOからのPCR検査に対しての情報通知
この中で、WHOは、
「PCR検査で、サイクル値を高く設定すると、
誤検知が増加する」ことを認めた上で、
PCR陽性のサイクル値を下げることを推奨しています。
どうしたことでしょう
ニューヨークタイムズは、昨年9月に、
「現在のアメリカのPCR検査では、
90%の偽判定が出ている可能性」を報じていました。
サイクル値が40で陽性と判定された人の85~90%が、
30サイクルでは「陰性と見なされた」とあり、
例えばサイクル値40を「0」に下げたら、
「コロナ感染確認数が90%の単位で減る」ということ。
それまで1日1000人の感染が確認されたのなら、
同じ検査人数、同じPCR検査で、
1日 約100人の感染が確認されるようになるということなんです。
多くの人々は、PCR検査のメカニズムをあまり知りませんから、
数が激減したら、
「バイデン氏による 100日間のマスク着用義務が功を奏した」とか
「ロックダウンの効果がようやく出てきた」
と言うかもしれません。
それどころか、
「ワクチンで感染者が減った」と言うかも…。
ただ、感染者が減っても、
死亡者数は増える可能性があります。
ワクチンによるADE(抗体依存性免疫増強)がありますから。
「感染確認は減っているのに、死者が劇的に増えている」
あるいは
「感染確認数は横ばいなのに、死者が劇的に増えている」
という事態が、現実として起きています。