121日に、

ファイザーの元科学ディレクターだった科学者が、

ヨーロッパでの薬の承認を行っている

欧州医薬品庁に、

「新型コロナワクチンのすべての研究の

即時停止を求める緊急申請」

提出したそうです。

その緊急申請は いくつかの項目から成っているのですが、

その中のひとつに、次のような部分があります。

 

【マイケル・イェードン博士による緊急申請書より】

このワクチン接種は、

SARS-CoV-2 のスパイクタンパク質に対する

抗体を産生すると予想されるが、

スパイクタンパク質には

シンシチンという相同タンパク質が含まれており、

これはヒトなどの哺乳類の胎盤の形成に不可欠なものだ。

 

SARS-CoV-2に対するワクチンは、

絶対にそのようになるというわけではないにしても、

このシンシチンに対する免疫反応を

引き起こす可能性があることを除外できない。

これは、ワクチン接種をした女性の

「恒久的な不妊」につながる可能性がある。

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2015年の東京大学大学院

農学生命科学研究科の記事では、

シンシチンは

「内在性レトロウイルス遺伝子」表現されています。

> 胎盤形成を含む妊娠の成立には、

内在性レトロウイルス遺伝子の機能が必須

つまり、シンシチンというのは、

体内に「胎盤を形成する」ために必須のものなのです。

 

そして、このシンシチンというのは

「ウイルス」なんです。

2012年の科学誌ディスカバー・マガジンの記事から。

 

【ウイルスによって作られている哺乳類】

Mammals Made By Viruses
Discover Magazine 2012/02/15

ウイルスがなければ、私たち人間は誰も生まれない。

2000年、英ボストンの科学者たちによるチームが、

ヒトゲノムに特異な遺伝子を発見した。

それは、胎盤の細胞によってのみ作られる

タンパク質をコードしていた。

科学者はそれを「シンシチン」と呼んだ。

シンシチンを作った細胞は、

胎盤が子宮と接触した場所にのみ位置していた。

それらは融合して

合胞体栄養膜と呼ばれる単一の細胞層を作る。

これは、胎児が母親から栄養素を引き出すために

不可欠なものだ。

科学者たちは、

これらが融合するためには、細胞が最初に

シンシチンを作らなければならないことを発見した。

シンシチンの存在が特異に感じられるのは、

これは「ヒトの遺伝子ではなかった」ということだった。

シンシチンは、ヒトの遺伝子からではなく、

ウイルスからの遺伝子のすべての特徴を持っていた。

ウイルスは、何億年もの間、

私たちの祖先のゲノムに自分自身を組み入れてきた。

それらのウイルスは、通常、卵子や精子に感染し、

自分たちウイルスの DNA

私たちヒトの DNA に挿入することによって

その場所に到達した。

ヒトゲノムには 100,000の既知のウイルス断片があり、

DNA8以上を占めている。

このウイルス DNA のほとんどは、

非常に多くの突然変異に見舞われているが、

それでも、私たちのヒトの体内には、

まだタンパク質を作るウイルス遺伝子が

いくつかあるのだ。

シンシチンは、私たち自身の生物学にとって、

非常に重要なものであるように見える。

もともと、シンシチンは、

ウイルスが宿主細胞を融合させて、

ある細胞から別の細胞に広がることを可能にした。

このウイルス遺伝子により、

人間の赤ちゃんは、母親と融合することができている。

 

このシンシチン、ヒトだけに固有のものではなく、

多くの哺乳類が同じだそうです。

つまり、

「地球上の哺乳類は、

このウイルスがなければ存在しなかった」。

ヒトにしても他の動物にしても、

このシンシチンというウイルスの遺伝子が

体内から消えたり、

あるいは何か免疫系の影響を受けて

機能しなくなった場合など、

胎盤形成が不可能となり、

「妊娠することが事実上、不可能になる」

ということです。

 

そこから、先ほどのファイザーの

元科学ディレクターの科学者は、

コロナワクチンが、

このシンシチンに対する免疫反応を

引き起こす可能性があることを除外できない。

これは、ワクチン接種をした女性の

「恒久的な不妊」につながる可能性がある。

と警告していたのです。