終末兵器「ポセイドン」とはIn Deep

https://www.youtube.com/watch?v=V0LWIryzI7g

 

ロシアが、100メガトン級の

海中に構築する新しい核兵器による

終末装置を製造したそうです。

 

この装置は、従来の核戦争の概念を超え、

人類や生命の将来に、直接の脅威をもたらすものです。

 

これがロシアの国営放送で流れた2015年以来、

世界は、なぜロシア政府が、

このような地球上のすべての生命を

終末に導く可能性のある兵器を構築するのか

考えてきました。

 

核兵器は、そのものが凄まじい大量破壊兵器ですが、

このロシアの「ポセイドン」と呼ばれる

終末装置Doomsday Deviceは、

核による殺戮と、

放射能で世界中を荒廃させる核兵器の効果を

最大にするための措置を講じる装置だと言われています。

 

もし、核弾頭を搭載した

アメリカ空軍の大陸間弾道ミサイル「ミニットマン」が、

目標に向けて発射された場合、

それは目標の場所の高い上空で爆発し、

その爆風は信じられないほどの下方圧力となります。

 

その場合、核兵器自体の火の玉は、

地面に触れることがないかもしれません。

その下では、どんな小さな粒子さえも一掃されるでしょう。

 

しかし、ロシアのポセイドンは、

それよりも さらに大きな破壊力を持つのです。

ポセイドンは、これまでに爆発した

最大の核爆弾と同じぐらい強力な弾頭を、

数多く搭載しています。

さらにポセイドンは、

海中と直接接触するように設計されており、

それは、あらゆる海洋生物や

海底とダイレクトに繋がることになります。

 

そして、爆発の際に発生する「放射性津波」により、

致命的な放射線を、何十万kmもの陸地と海に広げ、

海や土地を何十年もの間、

ヒトや生物が住むことができなくします。

 

簡単に言えば、今の核兵器は、

都市ひとつを荒廃させる兵器ですが、

ロシアのポセイドンは、

「大陸と海洋単位で、終末をもたらす装置」

と言えるのです。

 

このような世界的な終末を導く装置を造るなど、

冷戦時代の真っ只中でも、考えた人はいないでしょう。