さらに、水が環境に良いガスになるだけでなく、
そのガスを使って発電実験もしています。
実験では、
オオマサガスとプロパンガスの混合ガスによる発電。
驚くべきことに、
10kwhの電力で作ったオオマサガスで、
40kwhの発電ができたそうです。
プロパンガスだけで20kwhの発電が可能なので、
この事実だけ考えると、
10kwhの電力で作ったオオマサガスで
2倍の20kwhの発電をしたことになります。
つまり「入力より出力が大きくなる
=永久機関(フリーエネルギー)」です。
とはいえ、まだオオマサガス単体では爆発力もなく、
既存のガスとの混合でないと
発電などの大きなエネルギーにはならないので、
完全なフリーエネルギーとまではいきません。
ただオオマサガスの特徴の1つに、「核融合」もあります。
ガスバーナーにオオマサガスを繋ぐと、
ボーッと青白い細いレーザーのような炎が出ます。
この炎、数百℃までしかならず、
ガスバーナーとはいえ、
スーッと手を通しても 火傷せずに暖かい炎です。
水から生まれたガス、水から生まれた炎は、
とても優しく温度も低いのですが、
それはメリットでもありデメリットでもあります。
これでは、とても鉄などは溶かせません。
金属によっては
4000℃以上でないと溶かせない金属もあります。
ところが、通常は数百℃程度の温度の低い炎ですが、
オオマサガスの炎は、
対象物に当たると「核融合」が始まり、
突如として5000℃ほどまで上昇します。
そして「太陽」が出現したかのように、
その場でチタン(1668℃)や
タングステン(溶解温度3422℃)を
溶かしてしまうのです。
フリーエネルギー。
それは、使い方次第で、
人類を救うエネルギーともなれば、兵器などにも利用され、
人類を破滅に導くエネルギーにもなります。