そもそも、なぜ北方領土問題が生まれたのでしょうか
最近の事実確認で、以下のことが分かりました。
アメリカが、ロシアに
北方領土上陸をアラスカで訓練させて、
対日用に戦艦まで貸していたのです。
つまり、ソ連とアメリカが緊密に連絡し合って、
北方領土の占領が行われたということです。
【北海道新聞 2017.12.30.】
ソ連の北方四島占領、米が援助 極秘に艦船貸与し訓練も
【根室】1945年8、9月に行われた
旧ソ連軍による北方四島占領作戦に、
米国が艦船10隻を貸与していたことを、
根室振興局が、
米国とロシアの専門家による研究成果などを突き合わせ、
明らかにした。
米国はソ連の対日参戦に備え、
大量の艦船の提供だけでなく、ソ連兵の訓練も行っており、
米国の強力な軍事援助が 四島占領の背景にあったことが、
浮かび上がった。
振興局の調査結果によると、
樺太南部の返還と千島列島の引き渡しと引き換えに、
ソ連の対日参戦が決まった45年2月のヤルタ会談の直後、
ともに連合国だった米ソは、
「プロジェクト・フラ」と呼ばれる合同の極秘作戦をスタートさせた。
米国は、45年5~9月に、
掃海艇55隻、上陸用舟艇30隻、護衛艦28隻など、
計145隻の艦船をソ連に無償貸与。
4~8月には、ソ連兵約1万2千人を、
米アラスカ州コールドベイの基地に集め、
艦船やレーダーの習熟訓練を行った。
コールドベイには、常時1500人の米軍スタッフが詰め、
ソ連兵の指導に当たったという。
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つまり、
アメリカがソ連に 北方領土四島を占領させるために、
手伝ったということ。
だから、そういう背景関係から、
自民党は一回も返還交渉をやったことがないのです。
北海道の漁業関係者は、みんな知っています。
日本がポツダム宣言を受諾した後に、
アメリカの手引きによって ソ連が堂々と占領したと。
目的は、東西冷戦にすると決まっていたから、
ソ連と日本の関係を分断する口実を作るため。
一応、資本主義と共産主義の戦いに見せかけないといけないから、
日本をアジアの防波堤にするというシナリオがあったのです。
だから、日本とロシアは、平和条約が結ばれていないというわけです。
2016年に来日したプーチン大統領は、日米同盟の中で、
日本とロシアの合意がどれくらい可能なのか、
日本は独自で物事が決められるのか、
日米安保条約そのものが問題なんだと、
最初から指摘していました。
そんなプーチン大統領に対して、
自分たちの手で平和条約を締結しようなどと…。