http://www.ncnp.go.jp/nin/guide/r_men/tahatu.html
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22750970W7A021C1X91000/
https://www.yakuji.co.jp/entry8602.htmlより抜粋
多発性硬化症は、原因不明の自己免疫性の神経疾患で、
電気回路に例えると、神経の絶縁体の壊れる病気です。
大脳、視神経、脊髄、小脳などに病変ができ、
・突然、目が見えなくなる
・腕が痺れて、上がらなくなる
・お風呂に入っても、
熱い冷たいの感覚が わからなくなる
・首を前に曲げると、足の方まで痺れが伝わる
・お小水が出なくなる
・フラフラして歩けなくなる
など、様々な症状が出ることがあります。
要は、四肢の麻痺や感覚障害が生じるのです。
再発を繰り返すのが特徴で、
少しずつ後遺症を残していくことが多いです。
さて、この度、創薬ベンチャーのメディシノバが、
多発性硬化症治療薬「MN―166」
(一般名:イブジラスト)の治験を成功させ、
治療の効果を確認しました。
競合品に比べて副作用が少なく、経口投与ができるため、
新たな治療の選択肢として、期待が寄せられています。
年内には、欧米企業と契約が締結される見込みです。
多発性硬化症が、特定疾患でなくなる日が来ますように。