結婚して分かったのは姑は料理が下手ということ。ワタシも結婚するまで実家暮らしだったので偉そうなことは言えませんが、ほら、大体自分の母親を手本にするというか、母親が作ってくれた料理を自分も作るようになりませんか?

うちの母は掃除の類いは苦手ですが←それはそれで別の意味で困るけど…
料理はマメに手早く作るほうです。
だから比べてしまうと姑の料理下手が目立つ…
比べちゃいけないんですけどね。

芋の煮っころがし一つとっても、火加減を考えていないんでしょう。里芋の角が取れてベタベタになってたり…お節料理は買うもの。餃子も結婚当時夫や義弟に出したら
『餃子って家で作れるんだ!』と一言。

姑宅には、サラダ油のボトルがありません。
あるのは小さいサイズのごま油とやはり小さいサイズのオリーブオイルが冷蔵庫にあるのみ。
揚げ物の類いはやらないんでしょう。
なんせ、油は酸化するから取り置き厳禁!
使い捨てです。とうぜんオイルポットなんて必要ない。
調味料の類いも醤油、味醂、塩程度。
ごちゃごちゃ入れればいいってものではないですがそりゃ美味しくなるはずがありません。
あさりの酒蒸しを作った時も、あさりを一回下茹でしてから作れと言われ…いやいや下茹でしちゃったらせっかくの貝のダシがもったいないやん。
姑いわく、あれはアクなんだってよ。
姑宅で蟹鍋を食べた際も、ワタシの実家では最後に雑炊に入れて食べるのがまた楽しみだったんですが、姑宅はソッコー捨てます。アクだから。
いやあ、もったいない!

舅も
『最後にごはんを雑炊にすると美味しいんだよね』と言いながらそれを姑には言わない、いや、言えない。怖いから…。

姑はほんと、ヒトの話を聞かないヒトです。
一言言おうもんなら倍に、いや、それ以上にして反撃してきます。
その結果、この家の人間はなにも言わなくなったんだと思います。

続きます。