1日に、10Kも20Kも歩く人は1日4回も5回もの排便があると聞くが、
それは人体の分子生理学が影響していると言われる。
人体の、約95%は、「酸素・65%、炭素・18%、水素10%、窒素3%」で構成される。
つまり、それらが上手く調整されるからだとも言われるが、
多くの人の場合(特に女性に多い)、その殆どが「習慣性便秘」所謂「直腸便秘」。
上記の成分の内、残る5%がミネラル、(100種類はあると言われている)
特に肉体に必要なミネラルが16種類のミネラル。
必須ミネラルと言われている栄養素は、
カルシウム(Ca)、リン(P)、カリウム(K)、硫黄(S)、塩素(Cl)、ナトリウム(Na)、
マグネシウム(Mg)、鉄(Fe)、亜鉛(Zn)、銅(Cu)、マンガン(Mn)、クロム(Cr)、
ヨウ素(I)、セレン(Se)、モリブデン(Mo)、コバルト(Co)。
ミネラルの働きは大きく分けて3つにまとめられる。
身体の構成材料として働く・・・
骨、歯などの身体の構成成分になる。
生体機能の調整を行う・・・
体液に溶けてph・浸透圧を調整する。
神経・筋肉の興奮性の調整をする。
タンパク質などと結合して働く・・・
酵素の構成成分となる。
上記の「赤色の部分が大事なのですが」
ところが、現代社会には余り知られられない大きなマイナス要因がある。
それが「有害ミネラルの摂取」
日本は島国であるため、普段の食事に魚介類を召し上がる方も多い。
魚はDHAやEPAなど良質なω-3系脂肪酸を多く含みヘルシーな食材。
ところが、どうしても付いてくる問題が重金属の問題。
特に魚介類には工業排水などに微量に含まる水銀が、
食物連鎖の過程で蓄積してしまうという問題がある。
特に食物連鎖の上位にあたる大型魚(マグロなど)の肉には大量の重金属が含まれている。
これによって、人の代謝に必要な必須ミネラルの吸収が阻害されてしまう。
便秘との関係について説明するにはページが足りませんのでお調べ頂くとして、
要するに、便意を促す直腸の神経が働かないと言うお話。
そこで「便意を無視する悪い習慣を改め、適切な排便リズムを作っていく」などとなる。
また「特定の時間などを排便タイムと設定し、習慣づける」
「決まったタイミング・時間で排便する習慣を、数週間続ける」などとなってしまう。
また、「腸を起こすため、きちんと朝食を摂る」
「朝食後、胃腸が動き出すことで生じた便意を無視しない」
「朝は時間に余裕を持って起きて、朝食後に排便タイムをつくる」などとなってしまう。
そして、最後には「直腸性便秘の原因は便意の我慢!生活と食事を見直して改善・予防を」
果ては「直腸性便秘は、自然に起こる便意を無視し続けることで、
排便を促す刺激に対して身体が鈍感になることで発症する便秘症」となり・・
基本的には生活と食事の習慣を見直し、適切な排便習慣を数週間続けることで、
多くの場合改善します。
朝は時間に余裕を持って起床し、朝食を食べて腸を動かし、
排便タイムを設ける習慣を続けるだけで予防も可能です。となる。
つまりは「生活習慣が最も大切」とまとめる記事など何と多いことか。
確かに、それら諸々の事も大切ではありますよ。
つまり医師や専門家が勧めるのは、「種を植えずして花を待つ」状態。
種や球根も植えずして花を待っても、咲く花はせいぜい風に運ばれた野草の花位。
そこで、私がおススメなのが必須ミネラルに注目、
最も簡単なのは、暫くは魚の肉は食べず必須ミネラルの摂取。
試しに、無果汁のポカリスエットを240mlで構わない。(480ml缶・半分)
一週間飲まれて、何か変化があったら、必須ミネラル摂取に関心を寄せられ、
体の微細調整機能が如何に大事かを学ばれ、健康にお過ごし頂ければと願います。
もしも、体が反応すれば、食事からの水銀などが体に蓄えられている証、
便秘だけではなく、多くの体の不調が改善されるかも知れませんよ。