私ごとき人間にとって、今の生活は人間の生活じゃないと | 夢みるバク

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日々、安らかに眠る為に・・如何に生きれば良いか、
恥ずかしながら、この歳になりて漸く気付きました。

10代の頃、「一年中、何らかの花が咲く庭を将来作りたい」と、
「ターシャの庭に憧れた日々」クラス女子に「花屋さんがやりたい」と言ったら笑われた。

今、私は荒れ果てた大地に杖無く立てることも無く、
ゴミ袋を首にぶら下げ歩く日々。

荒れ果てた土地を有機質土壌に変える術も考える暇も無く、
両手に杖で、草刈りすら出来ない。

部屋に戻り、数歩歩けば上履きがもつれ、壁に激突する。

先日の検査では、折れた肋骨の内、1本は未だ2.5cmの間隔が空いたままだと言う。

人は、歩けないと何も出来ないと、歩く大切さも思い知る。

パソコン前の椅子に座る前にドアノブの取っ手に上着を引っ掛け、
足でWIFIのコードを引っ張り、肘が当たりコップをひっくり返し床を水浸しにする。

ティッシュペーパーを床にばら撒き、マジックハンドで床の掃除。


球根を通販で幾つか買ったが、地面に球根を植えるどころか、
球根を植える地面さえ出来てはいない。
「1平米辺りでも良いのだが」



タンポポは、キク科・タンポポ属の花でもあるが、
強健で土壌は選ばないが、この街の土壌が如何に瘦せ衰えた土壌かは、咲き方を観れば判る。

咲いているのは所謂西洋タンポポだが、土が肥えていると根が深くなるので、
これ程迄横には茎が間が抜けたようには拡がらない。

     


土壌が肥えた場所に植えられるタンポポ。↓

順に、関東タンポポ・関西タンポポ・白花タンポポ(何れも日本固有種)、
最後が西洋タンポポ(外来種)

      


以前住んだマンションの横庭に、管理人さんに許可を貰い植えたチューリップ。

       

私のような人間にとって今の生活は、私が送る生活では無いのだ。