介護認定さえ終えたら | 夢みるバク

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日々、安らかに眠る為に・・如何に生きれば良いか、
恥ずかしながら、この歳になりて漸く気付きました。

要介護が1~3の場合、この国の介護保険の杜撰でもありますが、
受けられる支援や介護に大差は余り無い。

そんなことよりも、
如何に本人の希望に沿えた介護が出来、望みに沿えたリハビリが出来るのか。

その方が大切だと私は考えている。


人は、例え如何に歳をとろうと、如何に重篤な病を得ようと、
最も大切なのは、本人の拘りであり希望であり望みであり、夢でもある。

私は、総入れ歯を作り、食事の度に歯を外して食べる多くの高齢者も知っている。

円を囲み、皆と同じ体操や輪投げや牧師や神父や高僧の話に退屈そうな人も知っている。

誰もが、顔が違うように、その人が生きた中で培われたものは100人が100人違う。

ヨーロッパの国々のように、お1人お1人に適した介護とリハビリが必要なのです。


そんな、介護認定さえ終えたら、私は1日も早く妻を退院させてやりたいと願うのです。

103歳の母の死も、いよいよ近付いているような気がする。

私は今、妻が居ない教会の礼拝は観てはいない。

     2月24日、私の運命の日でもある。