脳幹梗塞と小脳梗塞の怖い所は | 夢みるバク

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日々、安らかに眠る為に・・如何に生きれば良いか、
恥ずかしながら、この歳になりて漸く気付きました。

妻の梗塞場所がハッキリとした。

脳幹と小脳だ。

解離と同時に血栓が飛んだに違いない。

脳幹は、生命も掌る場所で、主な神経の約8割が脳幹を通る。

小脳は、主には運動中枢を掌る。


     



妻は何れ目が見えなくなるだろう。

歩くことも出来なくなるだろう。

時には気絶をするかも知れない。



私が恐れているのは、激しい頭痛が起きること。

そして、私の父親と同じように息が出来なくなること。

それだけは、何とか回避して欲しい。

父親は、脳幹出血だった。


気を失ったって構わない。

本人は怒るだろうが、好きなミステリー番組が観れなくたって構わない。

おしっこが出なくても構わない。

散々施設周りで私は経験している。




また、妻は怒るだろうが、私は、妻が生きてさえいてくれれば、
そして、私が私だと分っていてくれさえすれば、それだけでも構わない。

丁度私が、杖が死ぬまで手放せない様に、
妻も、出来ない事で悲しんだり苦しんだりして欲しくは無い。

悲しい過去はスツパリと捨てて、今の悦びを探して欲しい。


私と同じように、出来ることを見つけ、喜びを感じるようになれれば良いと思う。

人の世は、下らないことも多いが、楽しいことは気持ち次第で山とある。

そうすれば、きっと私は妻を以前以上に愛せるかも知れないし、
妻も私を愛してくれるかも知れない。

そのことを、生涯の楽しみにしたいと思う。

そして、私の心臓が壊死して・・妻の一日前に死ねれば最高なのだ。

     


座幅が変えられる車いすも用意した。

トイレと風呂場に手すりも付け足して貰った。

同じ部屋には私が寝れないので、ナースコールも付けた。

妻の部屋には加湿器付きのエアコンも入れた。

風呂には、1人でも入れる回転座付の介護用品も入れた。

勿論、当座は私が風呂介護もやる。

慣れてるからね。

整髪も出来るし、歯も作れる。

場合によっては介護道具だって作れる。

こんな旦那は滅多に居ない。

介護タクシー2社にも連絡はした。

兎に角、生きる時を1分でも共に楽しもう。