街に帰って来ました。
日本語を話すのは、ベルギーの女の子に教えて以来。
私が何を考えようと、何を望もうと、世界は勝手に地球の自転のように動く。
帰路の飛行機の中で、ふとそう思った。
私は、この街のことだけを考え、この街の未来だけに望みを抱けば良いのだ。
街の住人がやって来た。
母も、妹も住人では無い。
40数年後、街の人口が70数億人になっていれば良いのにと思う。
人口6人の街の始まり、52年ぶりに夢が叶った。
もう、望むことも望むものも、他には何も無い。
♫ 此処へ・・クッククック 私の青い鳥 ♫。