人は他人を支配する事は出来ない・17兆4000億円ね | 夢みるバク

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日々、安らかに眠る為に・・如何に生きれば良いか、
恥ずかしながら、この歳になりて漸く気付きました。

友が酒の席ででも連れ合ったのであろう、「お前は信用出来る奴だから聞くんだけど」
「俺たちの資産の一部を運用する気はないか」そんなことを言って来た。

友だと口にはしても、な~~~んも、分かってないんだね。

この場が如何なる戦場なのかも・・な~~~んもね。

何故、友だと口にする相手から言われた友の身になれないのか、不思議なんだよね。


言葉の通り、私という人間を心底信じていると言うのなら、そんな頼みは出来ない筈である。

また1粒、冷たい秋の雨の粒が、寂しく心に沁みついた

人の世は、何故にこうも、落ちた枯葉を土に戻すような、冷たい雨ばかりが降るのかねぇ。


アマゾンの大帝、ジョージ・ソロス氏が、自身の資産の大半(17兆4000億円)の大部分を、
慈善事業などに寄付すると発表しました。

大変、生意気ではありますが、何となく判るような気がするのです。

一言で書けば「もう良い」のでしょう。

仮に幾ら望んでも、地球も、永遠の命も手には入らない。

また、幾ら求めても、2つの顔と2つの胸を持つ女性も居ないし、
望んだ慢心の自惚れた心を満たす女性なぞ当然居ない。

理由は、殆どの女性は、自身の幸福の為に生きているからですね。

我欲が行き着く処が、結局は繰り返し回る走馬灯のような、
雲か霧か霞のような処だという事にも気付いてしまう。

仮に、生まれて初めて見たと思える秋の青空を見、生まれて初めての最高の秋を感じようと、
風に舞い散る枯葉🍂一枚、自然に手のひらに乗るを見ることは叶わない。

時折、書いて来ましたが、
世界一だと言われる観光地に行こうと、近くの公園に散歩に行こうと、
得られる心の感動に、微々たる違いも無いのであります。

また、幾ら資産があろうと、世界中の、ほぼ全ての美味を食べ、全てを知ろうと、
一日におにぎり🍙100個は食べれない。

勿論、私にそんな経験がある訳もないが、
例えば、毎日何もしなくても、毎月20億円入って来たら、
多くの人がソロス氏と同じようになることでしょう。

秋の爽やかな風に舞う、枯葉を見て何時も思うのですが、結局人は、
繰り返し訪れる、日々の小さな喜びある秋を心に重ね、
翌日の朝陽に染まる秋と、夕暮れに染まる秋との間を、
繰り返し繰り返し「生きているんだなぁ」と思うのです。



札幌は、まだ雪は積もってはいないみたいだね。

昨日朝の大通り公園のライブカメラ映像。

手前に見える道を左に行くと右に時計台だね、幾度通ったことか、懐かしいねぇ。

北海道は、夜明けが早く、午前6時でも日中のよう。


     



ほぼ同時刻の夜のロンドン、こちらも雪はまだ降ってもいないし、積もってもいません。

同じく、ロンドン市街のライブカメラ映像です。

     


人は如何なる場合も他人は支配出来ない。

当然のことではありますが、この当然が理解出来ない人も居る。

私も結婚当初気付きませんでしたが、妻もそうだった。

互いに自らの結婚生活の夢を相手に求めた時期があった。

例え結婚した相手であろうと、自身の希望を押し付けた所で、返るのは落胆の谺だけである。


     


    谺して
        山ほととぎす 
               ほしいまま



この句は、杉田久女が41歳の時に詠んだ句だと言われていますが、(56歳没)
当時はまだ、男が女を支配し、女性が自由に生きることが許されなかった時代。

「女はこうあるべきだ」という既成概念に支配され、
女性が「ほしいまま」に生きようとすると、必ず厳しい制裁が待ち受けた時代でもあります。

この句の「ほしいまま」は、久女が女性の自由を願い、句に思いを込めた言葉でもあります。



気付かなければいけないのは、
夫婦だけではなく、親子も、兄弟姉妹ですら他人だという所。

赤の他人には線は引けても、身近になればなるほど引けないもの。

増してや親が子を、夫が妻を、妻が夫を、自らの思い通りにしようとするのも間違い。

そのことが理解出来ると、多くの「人との様々な問題」が解決することもあるのです。


来る2023年、日本の大半の農家が廃業へと追い込まれると書く記事もあります。

当然、バカどもに操られる愚かなる政府に、農家救済の術は望めないでしょう。

そんな記事を書く人の「言わんとする理由」も何となく分かる昨今の怪しげなお金の流れ。

果たして、白い「日本のご飯」が口に入るのか、そんなことが気がかりなオヤジなのです。