ガイガーカウンターによる放射線量測定 とりあえず、多摩中央公園 | 中年入口男のなんでもありな日記

ガイガーカウンターによる放射線量測定 とりあえず、多摩中央公園

福島原発の事故で、放射能という脅威が増えてしまいました。
食べ物や、行く場所なども、非常に気になりますし、
また、自らの安全の確保というのもある程度自分で意識しながら、
これからは生活していかなければならないと思います。

同じように思われている方もきっと多いことでしょう。

私もその1人で、ついにガイガーカウンターを手に入れましたので、
私の生活地域、東京の多摩東部・西部あたりに限ってしまいますが、
これから時間を見つけては、公園など行って、放射線量など測って、
公開してみたいと思います。

で、さっそく、昨日(11年7月8日)多摩センターへ行く機会があったので、
多摩中央公園の芝生を数箇所測ってみました。

その結果は、


γ線(x線)の放射線料率
0.10μSv/ h (0.10マイクロシーベルト/毎時)

β線の粒子束密度
0/(cm 2 ・min) 


ガイガーカウンター(放射能測定器)の機種
RADEX RD 1008


空間を飛び交うのが上のγ線(ガンマ線)で、
物体に付着などして表面付近から出るのが下のβ線、と
大まかに考えていただければよいと思います。

それで、どちらかというと、原発から離れた地域では、
食べ物や、土壌の表面付近などの線量を
今は気にするべきだと思い、重要なのはβ線のほうなのですが、
とりあえず、多摩中央公園の芝生からは、私の測定器では、
β線のほうは検出されませんでした。

これが、もし芝生などから放射線が出ているのなら、
下のβ線のほうの数値が上がってゆくことになります。

ちなみに、この測定器は、γ線とβ線を分けて測れるので、
非常に高性能なほうだと思われますが、
(だから大枚はたいて買ったわけですが…)
γ線の、0.10マイクロシーベルト、という結果は、
TVなどで発表している数値より、少し高い気がします。

ただ、そもそもすべての測定器が、同じ数値をぴったり出す訳ではなく、
誤差も機種によってあるようですので、100%正確な数値が、
測れる訳ではないということをご理解いただきたいと思います。

ちなみに私の家の中では、0.11マイクロシーベルト/毎時が平均なので、
多摩中央公園は、なんと"我が家より低い" という結果が出ました。


さて、どこまでやってゆけるかわからないですが、
なるべく外出時には、放射能測定器を持ち歩き、
測って報告をしてゆきたいとは思っています。

また、徐々にもっとわかりやすい形で、
報告できるようにしてゆきたいと思います!