(2015年4月7日20時56分投稿記事)
(2016/12/12.再投稿,2024/07/04.再々投稿)
さぁ~て…、
梶原一騎さんの「空手バカ一代」は…、
フィクションあり、存在を否定された先生あり、
更に、こんな例も、ありました。
空手界の異端児、大山倍達は、
千葉に仕立て屋を営む小嶋さんの御厚意で、小嶋さんの自宅兼店舗に下宿し、更に、お庭での稽古まで許して貰えていたのですが、
そこに、有明省吾という青年が押し掛けてきて、弟子入りを志願する、というくだりがありましたが…、
実は、その仕立て屋「テーラー小嶋」のご主人こそが、のちの、極真会館の古参支部長、小嶋幸男先生の御父上なのです。
しかし、
空手バカ一代では、まったくその説明は、されていませんでした。
(というか、小嶋幸男支部長そのものが、空手バカ一代には登場しません!。)
残念ですが…。
非常に、不完全・中途半端な描き方としか認識出来ませんね。
う~ん…、総裁を支え、極真会館の黎明期の土台を創った、数々の先生達が、梶原一騎さんの独断と偏見、好き嫌い、気分次第で…、
存在を否定されたり、
不完全・中途半端に描かれている上に、
更にフィクションが、加味された独創の世界、
それが、「空手バカ一代」なんですね。
(或いは漫画「四角いジャングル」も同様です。)
なお、空手バカ一代とタイアップした、映画、
「けんか空手・極真拳」
に、於ては…、
テーラー小嶋のご主人の人物像は、由利徹演じる…、
なんと、オカマ(ホモ)で!?、
下宿させている、主人公の大山倍達(千葉真一)に色目を使う人物に描かれていました。
( ; ゜Д゜)唖然