(2015年4月5日17時3分投稿記事)

(2016/12/12.再投稿,2024/07/04再々投稿)








梶原一騎さんの、極真を見る時の、明らかな偏りは、更に映画制作によって、著しく為ったと感じました。











「地上最強のカラテ」は純粋なスポーツ・ドキュメンタリーとして、見て勉強になり、同時に楽しめましたが…、



「地上最強のカラテpart2」は、というと…、














正直な感想は、まず、仰々しいオープニングから違和感がありました。


前作では、アメリカ選手団の、巨人チャールズ・マーチン、鳥人ウィリアム・オリバーをいかに日本選手団が攻略出来るか?、が、大まかなテーマのように見てとれたのですが…、



「同・part2」では、チャールズ・マーチンも、その師匠の中村忠先生も、まるで最初からいなかったような扱いにされていました。




そして、前作で、第三の存在のような位置だったウィリー・ウィリアムスが、中心となり、


“ 空手 対 熊 ”の、ラストのクライマックスへと、進んで行くのですが…、


正直、私は、このクライマックスにも、違和感がありました。












私の後ろの席から、

「何だ、爪がないのか。」

と、冷めた言葉が聞こえました…。







やがて、このウィリー・ウィリアムスはプロレスラーのアントニオ猪木とリングで闘い…、

やはり、梶原一騎さんは、

その、試合前の両者の日常から、試合本番までを、漫画に描き、漫画とタイアップした三部作の映画シリーズを制作し、利益をあげました。