(2019/03/28/22:14:49投稿)
(2024/06/28.再投稿)
たった今、ショーケンこと萩原健一さんが亡くなったというニュースが飛び込んできた!?。
残念だ。…そして悔しい。
歌手として、そして俳優としても、あんなに才能豊かな人だったのに…。
「太陽にほえろ」の“マカロニ刑事”が大好きだった。
感受性が強すぎる故に、どうしても暴走してしまう。しかしその根幹には絶対に揺るぎない正義感がある。
犯罪に全身で立ち向かい、自分と同じ若い世代が犯罪に巻き込まれていくのを、懸命に食い止めようとして、死に物狂いで走り回るのだが力及ばず、心で涙を流しながら手錠をかける。
すなわちこれは“挫折の美学”だ。
石原裕次郎さんの悲しい瞳にさらされながら、ショーケンは死んでいた。
ショーケンは命を落としながら、
その、
“純粋であるがゆえに、自らの熱い思いを抑えることができず、暴走する”
というキャラクターを、後任の松田優作に託した。
しかし、石原裕次郎さんも松田優作もこの世にはもういない。
そしてそのショーケン自身も、今度は…。
残念だ、そして悔しい。