(2024.05.26再投稿)
一昨日の記事、
「貯蓄の日。2018/10/17」
でも述べたが…、
人間は、よく貯蓄をし、そしてよく消費をするべきである。そのために、たくさんの利益を追求するべきだと思う。
よく働いて、多くの利益を出せば、当然それに比例して、多くの納税をすることになる。
国民がより多く納税すれば、単純な考え方だが、国家予算は増え、国が潤う。
よく働いて、多くの利益を出せば、多くの銀行預金を持つことになる。銀行を太らせれば、銀行は中小企業の融資に、積極的になれる。
ちょっと脱線するが…、
我が国を先導しているのは、政治家でもなく、官僚ではなく、大企業でもなく、
中小企業なのだ。
話を元に戻して…、
そして、その納税と貯蓄ができた上で、さらに消費ができれば望ましい、ということだ。
それでは、果たしてそんなことが可能なのか、と言うと…、
実際、できるのだ!。
まあこれが、人間のメンタルの不思議なところ、と言うか偉大なところなんだね。
それは、実際に、
祭典や、催し物、スポーツの大会、スターの存在などで、経済が活性化されるという現象がたびたび起きるのだ。
さて…、
2020年には、わが国でオリンピックが行われる。
前回・前々回のオリンピックにおいて、メダリストたちの祝賀パレードが東京の銀座で行なわれた時、街には何十万っていう人たちが溢れた。
その熱気が、今度はこの日本自体で起こるのだ。
経済の専門家達は、それによっていくらの経済効果が生まれるか、既に計算をしている。
おそらく、莫大な数字になるのだろう。
人間はなぜか、時として、疲労感や悲壮感を感じることなく、いつまでも働き続けることが可能になることがある。
そして、実際わずかな休憩で回復し、その後すぐに仕事を再開できる、
というような状態になることがある。
例えば、
この世界に英雄(ヒーロー)が登場した時、群衆は…、
その英雄の姿を一目見たい、
その英雄の活躍する姿を、見届けたい。
そんな思いから、数多く集まってくる。
そして、その英雄の姿を見るためには、非常に高額な電波受信映像機が必要だとする。
しかし、いくら高額であっても、その電波受信映像機が手に入りさえすれば、英雄の姿を見ることができる。
それならば、高額であっても、仕事量を増やし、より高い収入を得ればいい、と何の疑いも無く考える。
その英雄が見れることに比べれば、仕事量が増えたことによる疲労感など、感じない。少し休めばすぐ元気になる。むしろ働くことが、楽しくて楽しくて仕方がない。
という風になってしまう。人間のメンタルの不思議さそして偉大さだ。
1963年にある英雄が死んだが、
その翌年、初めて、我が国でオリンピックが開催された。
1964年の東京オリンピックである。
先ほど話に出た、1963年に死んだ英雄は、
一方では、残念なことだが、八百長によって作られた英雄であるという、話もあったが…、
その翌年に開催された、東京オリンピックに産まれた、数々の新たな英雄たちは、全く八百長であるとの疑いのない、英雄たちだった。
そしてこの時、
電波受信映像機よりもさらに進んだ、総天然色電波受信映像機が登場し、
それを国民たちは、さらに高価なものであるのにも関わらず、喜んで、重労働や長時間残業に精を出し、
相次いで購入した。
英雄が登場すれば、大衆は惜しむことなく、身を削り労働し高収入を作り出し、それによって得たお金で、英雄に寄り添うとする。
そして、身を削り労働すること自体を、苦しいと感じなくなるのである。
それが、すなわち経済効果である。
過去から今現在において、長い間、ずっとそういう現象が、当たり前に起き続けてきた。
これは何も、男性の英雄の場合ばかりだとは限らない。そしてスポーツ選手ばかりだとも限らない。
例えば、
複数の、皆、美しく可愛らく、魅力に溢れる女性集団が、煌びやかに登場したとする。
彼女たちが、舞台の上で歌い踊りそして雑誌にその眩しいばかりの水着姿を、公開したりする。
男性ファンのみならず、女性ファンも巻き込んで、
彼女たちのコンサートのためにお金を使い、
彼女たちの発表した CD を買い、彼女たちが登場するグラビアがついた雑誌を買い、
彼女たちの関連グッズを買い、
そうして、莫大なお金が動く。
そしてファン達は、彼女たちにお金を使うために、労働量が増えることを、苦とも思わない。
これは経済効果なんだ。
人間とはメンタルな生き物である。
苦しいことも苦しいと思わずに、生活することができる。
あるいは長時間労働をしても、わずかな急速によって、すぐに回復することができる。
それらは全て、メンタルによって可能となる。
このメンタルについてだが…、
会社経営者や、管理職にいる人間は、
よく研究をする必要性を感じる。
何度も言うが、
人間は心の持ちようによって、長時間の残業を苦とも思わなくなり、
また長時間の労働も、わずかな急速によってすぐに回復するようになる。
それによって多くのお金が生まれる。
会社経営者や管理職の人間に、英雄になれとか、スターになれ、とは言わないが…、
少なくとも…、
“おだて上手”“のせ上手”にはなるべきである。
実際のところ、会社社員は、上手くをおだてられて、うまく乗せられると、思いもよらない力を発揮する。
おだて上手・のせ上手の会社経営者・管理職者が増えると、我が国に経済効果は飛躍的に向上する。
そうあるべきだ。
そして残念な話だが、
私はこれとは真逆な例を経験している。
かつて私が勤めていた、株式会社あおぞら警備保障は、労働基準法などまるで無視し、
従業員である警備員に対し、
8時から17時の昼勤務の後すぐ、20時から翌05時の夜間勤務をさせ、さらに休む間もなく、また8時から17時の昼勤務をさせていた。
ひどい例となると、五日間連続でこれをやらされた者もいる。
私自身も、最高で、夜勤→日勤→夜勤→日勤をその会社でやらされた経験がある。
しかも社会保険には、入れてくれない状態でた。
もし、その会社の関係者が、私に文句あるんだったら、こっちはその時の給料明細をちゃんと取って置いてあるぞ。
それでもまあ、
直属の上司が
“のせ上手”“おだて上手”
ならまだ、こっちも、長時間労働を苦にもせず、会社のため自分のために頑張ろうという気にもなったのだか、
この直属の上司は、とんでもないクソ野郎で、
労いの言葉は一切なく、その代わり、皮肉や嫌味のオンパレードだった。
そのクソ野郎の名前は、まあ、相手にも名誉があるので、伏せておくが…、
清らかな春だか、澱んだ冬だか、そんなふうな名前だった。
まあ、
こっちは、自分にされた不条理なことを、事実は事実として書いてるだけなので、
文句があるなら、いつでもかかってこい。