この日は…、


ジャイアント馬場さんの生誕した日だ。












誠実な人柄で、人望が厚い人だったそうだ。




馬場さんは…、

晩年は巨人阪神OB戦に、長嶋茂雄さんや王貞治さんとともに、元巨人軍投手として参加したりもしていた。












これに対し、例えば…、


アントニオ猪木さんがプロレスを始める以前の、陸上の砲丸投げや槍投げの元選手として、きちんとした陸上競技団体から招待されることがあっただろうか?。






かつて…、

馬場さんと猪木さんは、16度も戦い、結果は馬場さんは16戦の全てに勝利している。たったひとつの引き分けすら無くである。


ジャイアント馬場とはそういうレスラーなのだ。












馬場さんと猪木さんの二人は、ライバル同士であると見る人達が多いが…、






交渉や正式契約も無く、いきなりマスコミに発表して、


すべてを勢いに任せてゴリ押しして、無理矢理に実現化させ、

それを後から、

「闘いの夢」

だの

「男のロマン」

だのと、すり替える人と…、













きちんと相手方と事前に交渉し、双方に利益がある事をお互いに十分納得した上で契約し、

その後初めてマスコミに発表する人とは、













一体どちらが信頼できるだろうか?。








“夢だ”“ロマンだ”を語るなら、


敢えてみずからが、経営困難な他団体のリングに上がり、興業を助けてあげようとする懐の深さこそが…、

真の“夢”、そして、真の“ロマン”ではないのだろうか?、













少なくとも、アメリカ国内においては、




馬場さんの、この誠実な生き様や姿勢を基盤とした、仕事のやりかたの方が、



猪木さんの方法論より、固い信頼を得ていたということが、紛れもない事実である。