4/14 矢印上向きなおちゃんです。
しばらく印刷関連の話が続いていたら、製本についての相談を受けました。
操作マニュアルや、セミナーで使うテキストをどのように準備作成したらいいのか、という内容です。
薄っぺらでも本にすると、セミナーでいただいた費用がぶっとぶくらいの金額ですので、お奨めできません。
製本するにあたり、どれくらいの工程を踏むのかをカンタンに説明いたします。
たいていの場合、書籍編集用の専用のソフトを使います。
Adobeで出しているInDesign(インデザイン)が有名です。
InDesignでの編集がおわったら、面付けソフトでページ割りをします。
版下データを専用の器械で出します。
印刷機にかけて印刷します。
印刷したものを製本屋にもちこみ、本にしてもらいます。
編集する際に、図形などは図形専用のソフトで作成する必要があります。
印刷する際には色合わせが必要だったり、とにかく人の手と専用のでっかい器械が必要です。
あと、InDesignは、ページの割り振りと、文字や図形を並べるソフトなので、図形を作る機能はありません。
よく分からない説明が続いたと思いますが、わからなくていいんです。
それだけ複雑にいろんなソフトと器械を使って製本している、ということが分かればいいので。
と、いうことで、前出の方にはワードやパワーポイントでデータを作って製本テープでまとめることをおすすめしました。
そこで、どんなソフトが向いているのかな?
★ワード★
文字がメインの場合
★パワーポイント★
図形が多く入る場合
えーと、厳密に言えばまったく機能が違うので比べる事自体おかしいのですが、おおざっぱに言えばこんな感じです。
内容や、ページ数などにもよりますが、ワードで段落や大見出し、小見出し、本文などの使い分けを上手にしていくと結構使えるので、そっちのほうが安心しておすすめできます。
ワードは「段落」を抑えればたいていの問題が解決します。
たぶん、このブログみている人もコレに苦労していると思います。
次回はワード「段落」をお送りします。