「相手のことを考えて」とよくいうけれど、実際のところはなかなかもって難しい。
先日友達とランチをしに行ったときのこと。
オススメメニューによると、重箱の中に小皿で小分けにしてあり、女性の好きそうなランチが1日限定20食。
メニュー持ってきた店員さんも残り2食って言ってたし。
さっそく2人で注文し美味しく頂いていた時のこと。
デザートがのった小皿が重箱に残ったところに、店員さんがやってきて、一言。
「重箱さげます」
お箸を持って食べている最中に、デザート皿だけテーブルに取り出して持って行こうとしている。
「食べている最中に下げるんですか?」驚いて店員さんに聞くと
「他のお客様の分が不足しているので。」との返事。
友達の重箱だけ下げられてしまった。
友達も私も食べている最中で呆気にとられなすすべもない。
ランチを提供しているみせだったらそれでもいいさ。
でもね、違うよね。
美味しい食事と 心地いい空間と 接客、などなど「来店する理由」は他にもある。
仙台市内でもいろんなひとが写真のせているし、女子会、飲み会、ランチ会、たぶんアナタも店の前は何回も通った事あるよ。
こんな低い意識でやっているのかと思うとがっかり。
提供できる数分の材料そろえていないでメニューに載せるな!と怒鳴りたくなる。
てめーの都合で接客するな!
と、怒りの鉄拳が店内を舞うところだったのを、ぐっと我慢して店を出る。
あ、言っておきますが私はめったな事じゃ怒らないし、大きな声は出したことがない。
店員さんも悪いと思ったのか「先ほどはすみませんでした」と言って来たけど、確実に2人の女性客は逃したよ。
言っとくけどね、私も彼女もSNSの威力は結構なもんだよ。
女子の口コミ力だって相当なもんだよ。
というのを、分かっていないで てめーの都合で接客してしまったお店、ザンネンね。
折りしもカーネギーの「人を動かす」を聞いたばかりだったので、貴重な体験ができました。
「人の立場に身を置く」人は自分の利益や願望、都合や問題しか興味がない。
人を動かす 新装版/創元社
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