もう一ヶ月前になりますが、去年の年末から今年年始にかけて折りたたみ自転車で神戸から東京まで行ってきました。




1日目は神戸から滋賀県の彦根まで約170キロでした。以前に京都までは電動自転車で行ったことがあったのでルートはあまり心配ありませんでしたが、いかんせん今回は20インチの小型折りたたみ自転車ということで、予想以上にハードでした。

こちらは大阪から京都へ向かう淀川サイクリングロード。地面にへたり込んでいます



京都から滋賀までは京都山科区から小関峠を超えて大津市に入ります。これもなかなかハードで脚が悲鳴をあげていました。大津に入ると橋を渡って琵琶湖東岸へ、そこからひたすら北上します。



もうすでに出発から12時間が過ぎて夜も8時過ぎ。やっと彦根市に到着し予約してあったホテルへ向かいます。彦根城を見る気力も出ず休息。


2日目は彦根から愛知県は名古屋市に向かいます。まず国道21号沿いを旧中山道を織り交ぜながらひたすら進みます。






関ヶ原を越えてそこからはひたすら田舎道を駆け抜けます。見渡す限り山、田んぼ、川。コンビニもほとんどありません。



そして、次第に街中に入っていき名古屋市に到着しました。移動距離は約75キロ。前日と比べるとまだ楽でしたが、脚のダメージは蓄積していました。

夕方に着いたので名古屋市内を少し観光。名古屋城、栄の繁華街などを散策。名古屋コーチンも少しいただきました。


3日目朝起きると立てないほど足が激痛のため急遽予定を変更し名古屋から富士市まで自転車を折りたたんで電車で移動しました。

富士市に到着しました。その日は曇りで富士山のふの字も見えません。次第に雲が消えていきましたので、富士山が見えるという公園で夕方から粘りましたが頂上付近の雲が残っていました。



4日目は気を取り直して箱根越えに向かいます。その前に早朝美しい富士山を望むことができました。



箱根は1000メートルほどの獲得標高、平均勾配も10パーセント超えてかなり過酷です。1日休んだとはいえ脚はふらふら、折りたたみ自転車では歯が立ちません。半分以上自転車を押して登ります。登れどれど、前に進まず、途中休憩と水分補給をとりながら何とか頂上に到着。天気は最高で芦ノ湖と富士山もバッチリ堪能できました。





そこからその日の宿を取った神奈川の平塚まで向かいます。箱根の下山はかなり急で快適というより怖かったです。こんなところを駆け抜ける駅伝選手は本当に信じられないです。

平塚に着きました。箱根登山の疲労はなかなかのものでしたがとても良い経験ができました。


5日目は横浜を目指します。午前中に鎌倉の大仏を見たかったのでまずは風光明媚な湘南のビーチを片手に進みます。



江ノ島を越えてしばらく行くと鎌倉に着きます。



鎌倉の大仏は小学生以来です。記憶の中ではもっと大きかったですが、意外とコンパクトに見えました。



鎌倉を出て横浜まで来ました。

その日は何としてでも夜景が撮りたかったので埠頭で2時間ほど粘り良いライティングを待ちカメラを構えます。持ってきた軽量三脚がフラフラの為長時間露光中にぶれてしまい思うように撮れませんでしたが、失敗も全て経験、良しとします。



横浜中華街は地元神戸の中華街より、広く繁盛してました。チャーハンや豚まんをいただきました。





6日目はついに東京へ。脚はもう棒のようになり、一足ペダルを漕ぐたび激痛でしたが、力を振り絞り進みます。玉川を超えて、中心部に向かいます。ちょうど箱根駅伝がやっていました。



両国国技館の前のアパホテルに泊まりました。7日目、

8日目は東京観光をしました。











そして帰りは新幹線で神戸まで帰りました。


今回は名古屋から富士市までは足の故障のため電車移動のため自転車での完全制覇とは言えませんが、なかなか貴重な経験ができたと思います。やはり、折りたたみ自転車は長くとも1日100キロ程度までが良いとわかりました。


また機会があれば再チャレンジしたいです。

お読みいただきありがとうございました♪