昨日の朝、いつものように次男を施設に送るために車で走っている時、
ふと、助手席に先月亡くなった義父が座っているような不思議な感覚。
今日、初盆を迎えるにあたり、そんなふうに思ったか。。。
私のお墓の前で~~♪
そうそう、お墓参りをしたところでお墓の中にはいませんものね。
すっかり小さくなった義父を乗せて病院への送迎をしたことが何度かあって、
義母と一緒に後部シートではなく助手席シートに座っていた義父は
心なしか嬉しそうに見えていました。
だから、こんな悪い嫁でも、
機会があれば車にのせて何処かへ連れて行ってあげたいと思うこともあったのです。
明日は35日忌。
魂がこの世にとどまっていられるのはあと残りわずかなので、
こんな可愛くない嫁の後でもついていってみるかと思ったでしょうか。。。
では、ドライブでもしましょうか。
次男を施設に送り届けてそのまま八甲田の田代へ向かいました。
生前元気な頃は田代方面へ出かけていたようで。
八甲田温泉とか、秘密の湧き水の汲み場とか。
そんな義父は亡くなる前1ヶ月間入院した病院で、
入院後間もなくからむせて発作を起こすからということで、水を飲ませることができなくなりました、。
いつも口を大きく開けて辛そうなのに
点滴で体内の水分は十分に保たれているからと、
水を飲ませてはいけないと病院から指示があって。
体内水分が十分であろうとどうであろうと、口の乾き、のどの渇きの辛さは別ものだろうに。
暴れて危険だからと身体を拘束されて、喉を潤すことさえ許されず、言葉も失って。
そんな義父の姿を見るたびに、なんとか水くらいは飲ませてあげたいと思っていたけれど、
それが叶わぬまま命が途切れて。。。
嫁舅関係は良くなかったけれど、それがずうっと心残り。
だから、いきましょうか、きれいな水がある場所、
グダリ沼へ。


透き通ったきれいな水。
苔と草の生えた石が、動いてはいないのだけど、
浮き船のように見えました。

これはアカバナというらしい

ゲンノショウコ

アキノキリンソウ ?

写真を撮るのに夢中になって義父のことはすっかり忘れて。。。
先に帰っちゃいましたかね(笑)
ふと気がつくと後ろに見知らぬおじさんがいて、
挨拶したら、
「水が沸き出している場所、知ってる?」と。
知らないと言ったら、こっちこっちと、わざわざ案内してくれました。
その人はカメラを持っているわけでもなく、ガイドさんなのかな?と
こちらの方なんですか?と聞くと、
「うん、いや、私、八戸なんだけどね」と。
地元の人ではないのに「向こうだよ」って教えるだけじゃなく親切に案内してくれるなんて、
きっとこの場所が大好きな人なのでしょうね。


秘境のオーラに満ち溢れた場所でした。
きれいな緑と透明な水と、水の音と。
蝉はたぶん鳴いていたはずだけど。。。


木陰にエゾアジサイが佇んでいました。

なんとなく、モヤモヤしていた思いから解き放たれたような気がしています。