「今までよく生きてきましたね。」
これ、二人のカウンセラーさんから言われた言葉。
一人目は、初めて受けたカウンセラーさん。(死にたいと思ったことなかった?とも言われた)自分に向き合っていく中で言われたのだけど、正直、???で。いや、私にはホントそんなに酷い辛い出来事はないのよ、一般的に言われてるような。
ただ、私の気質(HSS/HSP)だと、すんごい出来事はないけど、そのくらい大変な毎日だったんだろうな、と今は思う。もしすんごい出来事があったら、きっと生きてなかったのかもね。
子どもだった私は、「周りに対する違和感と自分に対する違和感」を持っていたけど、それは自分だけでなく、誰でも同じくらいの何かを持っているものだと思っていたので、こんなことでへこたれてはいけない!みんなだって同じだ!頑張ってる!って踏ん張ってきた。
HSPだけだったら停止してたろうね。HSSのド根性で生きてきたんだね。
生きててよかった。子ども達に会えたから。
二人目は、現在のカウンセラーさん。
計8回ほど、夫のエピソードを話してきて、前回のカウンセリングで言われた。
私的には、夫は、本にあるASDの特性ほど強烈ではないので、そんな酷くないと思っていることを伝えたら、「いや、そんなことはないですよ。聞いた限りではかなりの曲者かと、、、。」と。
え?そうなの?ほんとのほんとに?いや、私がちょっと話を盛っちゃったのかも?とは思ったけど、あーそうなのかもなーって。
父親も相当な曲者だったので(現在は一番話が通じる相手なのでASDではないと思われる)、自然と扱い方は鍛えられてきたし(そこ鍛えないと子どもは生きていけないからね)、HSSの我慢強さを発揮して生きてきたんだね、きっと。
我慢しすぎで途中で倒れたけど。
そう考えると、HSS/HSPだから非常に疲れやすく、生きづらさはあるけど、逆にHSS/HSPだからこそ生き延びてこられたということだよね。
よかった。
ここまで生き延びてきたんだから、これからは本来の自分で生きる選択をしていこう。
「今までよく生きてきましたね、私、ありがとう!!!」