「よく泣く弟」


小学校低学年で
何かしらの賞をとった作文の題名。


弟くん、本当によく泣いてた(笑)


おもちゃが欲しい、とか
お父さんが怖い、とか
注射が怖い、とか
移動屋台ラーメン屋の音が怖い、とか
暗いのが怖い、とか
幼稚園行きたくない、とか
ピアノをやりたくない、とか
できなくて悔しい、とか


で、私はそれを見て
「よしよし、弟くん、大丈夫だよ♡」
なんてことは一度もしたことがなく(笑)


は?男のくせにバカじゃないの?
なんでも泣けばいいと思うなよ!


と、思っていたよね。
小学校低学年の子どもが(苦笑)


私だって、
おもちゃが欲しかったし
お父さんが怖かったし
注射が怖かったし
移動屋台ラーメン屋の音が怖かったし
暗いのが怖かったし
幼稚園行きたくなかったし
ピアノをやりたくなかったし
できなくて悔しかったし


でも、
そんなこと言ったら
お母さんが困る
お母さんが心配する
お母さんが悲しむ



だから
絶対、言えなかったし、
我慢してそんな素振りさえ見せなかった。


ということは、
泣けない、ということで。


小学校低学年の子どもが。
多分、もっと小さい頃からずっと。













50歳になった今でも
やっぱり泣くのは抵抗がある。


でもね、
今の私は我慢してないの。


おもちゃ(ブランドバック)が欲しい、とか
お父さん(夫)が怖い、とか
注射が怖い、とか
移動屋台ラーメン屋(緊急地震速報)の音が怖い、とか
暗いのが怖い、とか
幼稚園(仕事)行きたくない、とか
ピアノ(家事)をやりたくない、とか
できなくて悔しい、とか


めっちゃ言ってるから(笑)


夫に(笑)(笑)(笑)


そうしたら
母にも言えるようになった。


母、困ってなかった(笑)(笑)(笑)













まだまだ
思考が働いて感情を抑える傾向にある。


だけど、それが今の私なんだよね。


それが「いい」も「悪い」もないんだよね。


それに気づいたら
そこからどうするか?だけだよね。


自分の本音に気づいてあげて
文字にしたり声に出したりして
感情を出していこう。


そして、泣こう。


一人で(笑)
こんな空を見上げながらスッキリしよう!