「居場所」ってなんだろう?


住む家があること?
食べるものがあるってこと?
着るものがあるってこと?
両親がいるってこと?


私にはあった。


お金もちではないけど
お金の心配したことないし、
習い事も高校も大学も行った。
バイトもほぼせずに。


こんな環境に恵まれていて
「居場所がない」と感じるなんて
ワガママだ!贅沢だ!世の中には、、、


そんなふうに、ずっと
「居場所がない」感覚を押さえ込んできた。








なぜ
私は「居場所がない」なんて感じるのか?


過去を振り返ってみて
少しずつわかってきた。


環境はあるけど
安心感がない。


私が私の感情や想いを出して
受け止めてくれる人がいない。


そう信じていた。


記憶のないくらい幼い頃に体験した
小さな小さな積み重ねがそうさせた。


私は自分を生きてはいけない。
私は私のままではダメなんだ。


生きていくためには私のままではいけない。


父との関係で築き上げたもの。









「居場所」
本当はあったんだけどね。
幼い頃の私には生きていくために
父の機嫌を損ねることができなかった。


そして
人一倍敏感な私は
言葉には発しなくても
父や母の出す雰囲気だけで
どう感じているのか?何を望んでいるのか?
察知していた。


それを、40年以上
両親、夫、子供、友達、仕事仲間、ママ友
みんなにやってた。


疲れるはずだ(苦笑)








幼い頃からずっと
自分の身を置く場所を必死に探していた私。
(自分が本来の自分で居られる場所)


辛かったね。
寂しかったね。
悲しかったね。
もう、大丈夫だよ。
あなたはあなたのままでいいんだよ。
どんなあなたでも私はあなたのこと大好きだから。
どんなあなたでも私はあなたの味方だから。


あなたの居場所は
他のどこでもない、ここ(私)だよ。









居場所がなかった。
安心感がなかった。


そんな私がこれからできることは、


安心できる居場所をつくること。


それが、
自分のためであり
ひとのためにもなるはず。


まずは、
最小のコミュニティ「家庭」から。