≪6月6日(金) 結果≫
日経 +1.03% (14,489.44 +148.32)
独DAX -1.99%
仏CAC40 -2.28%
英FTSE100 -1.48%
NYダウ -3.22%(12209.81㌦ -394.64㌦)
ナスダック -3.03%
S&P500 -3.17%
≪NY原油&金先物 07(土) 05:11≫
NY原油先物7月限(WTI)(終値)
1バレル=138.54(+10.75 +8.41%)
NY金先物8月限(COMEX)(終値)
1オンス=899.00(+23.50 +2.68%)
6日のNY原油先物相場は急騰。
今日発表になった米雇用統計で、失業率が5.5%と前月(5.0)から0.5%急上昇。
0.5%の上昇は22年ぶりのこと。
これを受け、為替市場でドル売りユーロ買いが強まり、原油も一気に上昇。
モルガン・スタンレーがレポートで、7月4日までに原油価格が150ドルまで上昇する可能性を述べたことや、イスラエル運輸相がイラン核施設への攻撃は不可避のようだと発言したことも、原油高を誘いました。
NY株価が大幅に下落する中、買いが買いを呼ぶ展開で、瞬間139ドル台まで急騰、過去最高値を一気に更新しました。
金も大幅上昇。
為替市場でのドル売り・ユーロ買いの流れと、原油上昇で、金も買い戻しが強まりました。
一時900ドル台を一時回復。過去6ヵ月で最大の上げとなりました。
※来週以降から、またガソリン価格が上昇する可能性があります!
≪NY債券 07(土) 05:31≫
米国債利回り(NY時間16:30)
2年債 2.372(-0.123)
10年債 3.913(-0.125)
30年債 4.627(-0.110)
6日のNY債券市場、利回りは大幅に低下。
今日発表になった米雇用統計で、失業率が5.5%と前月(5.0)から0.5%急上昇。
0.5%の上昇は22年ぶりのこと。またモルガン・スタンレーがレポートで、7月4日までに原油価格が150ドルまで上昇する可能性を述べたことで、原油が8%超急騰、株価も一時ダウ平均が400ドル超急落したことで、債券市場でもリスク回避の動きが強まった格好です。
≪6月6日(金)日経先物の結果≫
225先物(大証) 14,480円
日経225 mini(大証) 14,485円
日経225先物(シンガ)14,480円
日経225先物(シカゴ)14,065円
≪7日(月) オセアニア前場速報≫
オーストラリア(クイーンズバースデー(女王誕生日))
≪7日(月) 日経寄付&前場予想≫
14,065~14,485円の間で寄り付く予想。
-424 ~ -4円の間で開始予定。
今日の前場寄付きは、-2~-2.5%の大幅下落開始を予想します。
先週末の米国市場の失業率の悪化での大幅株価下落、それに伴うドル安円高、原油高、債券利回り下落、先物市場も下落と株価を押し下げる原因が並んでいます。
今週末13日(金)は、先物のSQ日で心理的に不安な週になりそうです。
米国市場では、米国の投資銀行3-5月期決算発表が予定されており、サブプライムローン問題のどこまで終焉に近づいているのか、注目が集まっていきます。
今日の日本市場の以下の情報&材料も悪化が予想されていますので、今日は一日下げて終わる可能性があります。
≪今日の日本市場の情報&材料≫
【日本】
≪マネーサプライM2+CD(5月)08:50≫
予想 2.0% 前回 1.9%
≪景気先行指数(CI)・速報値(4月)14:00≫
予想 92.9% 前回 94.1%
≪景気一致指数(CI)・速報値(4月)14:00≫
予想 102.1% 前回 110.9%
≪6月 米国の投資銀行3-5月期決算発表予定表≫
12日 ソーンバーグ・モーゲージ
13日 ゴールドマン・サックス
16日 リーマン・ブラザーズ
20日 モルガン・スタンレー
の決算発表が予定されています。