米国のニュース
≪ISM非製造業景況指数(5月)04(水) 23:00≫
結果 51.7
予想 51.0 前回 52.0
≪FRBの資金供給策04(水) 23:25≫
FRBは2日物レポで70億ドルの資金供給を実施。
≪週間石油在庫統計 04(水) 23:35≫
EIA週間石油在庫統計(5月30日週・バレル)
原油在庫 -480万
ガソリン +290万
精製品 +230万
製油所稼働率 89.7(+1.8)(%)
≪経済協力開発機構(OECD)の閣僚理事会05(木) 00:12≫
4日、パリで開幕し、世界経済情勢について議論した。参加国の多くは、米サブプライム住宅ローン問題をきっかけとした世界的な金融市場の混乱について「ピークを過ぎた可能性がある」との認識を表明した。
ただ一部の国は「リスクが残っている」と慎重な見方を示し、住宅市場の回復の遅れを懸念する意見もあった。食料や原油の価格高騰が世界経済に与える悪影響についても、相次いで懸念が表明された。
閣僚理事会には、日本から甘利明経済産業相らが出席した。5日に議長総括や、政府系ファンドに関する閣僚宣言を採択、主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)の経済討議の土台となる。
≪FRBの資金供給策05(木) 02:04≫
明日、500億ドル・期間31日間のターム物国債貸出オペ(TSLF)を実施すると発表。
≪バーナンキ議長の発言 05(木) 03:45≫
現在の情勢下では物価安定維持が最優先事項。
長期インフレ期待は上昇しており、重大な懸念事項。
エネルギー需要増への対処が重大な課題。
ガソリン高騰は家計、企業に大きな負担。
経済成長は底堅く失業率は低水準にとどまる。
最近の景気減速は住宅、金融市場に起因。
現在の米経済情勢は70年代と異なる。
米経済は柔軟性高まり難関に対処できる。
経済政策運営も改善した。
※ハーバード大学での講演内容が伝わり、議長は長期インフレ期待は上昇、重大な懸念事項とし、物価安定がFRBの最優先事項と述べた。インフレ警戒を強く滲ませた内容に、為替市場ではドル買いで反応、債券市場でも利回りが上昇、ドル円は105円台に再び上昇しました。
≪6月4日(水) 結果≫
日経 +1.59% (14,435.57 +226.40)
独DAX -0.77%
仏CAC40 -1.38%
英FT100 -1.45%
NYダウ -0.10%
ナスダック +0.91%
S&P500 -0.03%
≪NY原油・金 05(木) 05:02
NY原油先物7月限(WTI)(終値)
1バレル=122.30(-2.01 -1.62%)
NY金先物8月限(COMEX)(終値)
1オンス=883.80(-1.70 -0.19%)
4日のNY原油先物相場は大幅に続落した。きょう発表になった米週間石油在庫統計で、原油在庫は予想外の減少となったものの、ガソリン在庫や精製品は大幅な増加となりました。市場では需要の減速が確認された格好として、売りが優勢へ。
※今月のG8財務相会合や来月のサミットでも原油高問題が話し合われるとの観測もあり、原油の利益確定売りに拍車を掛けている模様。
≪NY債券 05(木) 05:52≫
米国債利回り(NY時間16:41)
2年債 2.438(+0.040)
10年債 3.969(+0.075)
30年債 4.688(+0.068)
4日のNY債券市場、利回りは上昇した。金融機関の信用懸念が市場で強まっており、リスク回避の動きも出て、朝方は利回りが低下する場面も見られましたが、午後になって、バーナンキFRB議長がハバード大学の講演で、長期インフレ期待は上昇、重大な懸念事項としており、物価安定がFRBの最優先事項と述べました。きのう同様にインフレ警戒を強く滲ませた内容に、利下げ期待は完全に後退、むしろ、年内利上げ期待も出ており、利回りは、上昇へ。
NZのニュース
≪中銀政策金利 05日 6:00≫
結果 8.25%
予想 8.25% 現行 8.25%
≪NZ中銀声明文 05(木) 06:38≫
世界経済は現在、重大な原油や食品の高騰に直面している。
これらの価格高騰は信用不安や住宅市場低迷と呼応し、同時に経済活動を衰退させている。この流れが、わが国でも経済活動の衰退や高インフレといった困難な環境を作り出している。
我々は、今年の7-9月期に消費者物価が4.7%のピークを迎えると予想し、この物価予想の高さは、大部分は原油、食品高を考慮に入れたものではあるが、潜在的インフレ圧力も引き続き残るものと見ている。
しかし、我々は中期的にはインフレはターゲット内に収まり、適正な水準に戻ることを期待。これは商品価格の高騰が止まり、インフレ期待が抑制、そして経済活動の減速が看過できないインフレを緩和することを前提としています。
経済活動に対する見通しは前回の予想より弱まった。家計の弱さを反映して、2008年のGDP成長率は小幅なものとなり、その後、緩やかな回復を見込んでいます。財政支出や減税が低成長を相殺する一方、中期的なインフレ圧力は増加を見込む。
ターゲットにあわせた中銀の政策の焦点は中期的インフレであります。
我々の予想に沿って経済が展開すれば、今年の後半に利下げも視野に入る可能性もあります。これは前回の予想より時期が早まってきています。
※このNZの年内利下げの可能性を示唆したことから、NZドルの売りが強まりました。
ブラジルのニュース
≪中銀 政策金利05(木) 07:23≫
政策金利を11.75%から12.25%に引き上げ
≪6月5日(木)日経先物の結果≫
225先物(大証) 14250円
日経225 mini(大証) 14,245円
日経225先物(シンガ)14,225円
日経225先物(シカゴ)14,360円
≪5日(木) オセアニア前場速報≫
オーストラリア -0.08%
≪5日(木) 日経寄付&前場予想≫
14,225~14,360円の間で寄り付く予想。
-210 ~ -75円の間で開始予定。
オセアニアは--0.08%と小幅下落して開始。
今日は、一旦は下落から開始です。
最近の日経は、安く寄付いた後も株価が持ち直す展開があり、9時半位からの展開から目が離せない状況です。債券利回りが上昇していることからも、株式市場は、底堅い展開も予想できます。銘柄によっては、せめてもいいでしょうね
≪今日の日本市場の情報&材料≫
特になし